男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額48万4750ドル、ハード)は5日、男子シングルス準決勝が行われ、第5シードの錦織圭(日本)が第1シードのA・マレー(英国)に4-6, 0-2とリードされた時点で棄権を申し入れたため、決勝進出とはならなかった。
第1セット、錦織圭は第2ゲームでマレーのサービスゲームをブレークし、ゲームカウント3-0とリードする。しかし、その後はブレークバックを許し、さらに第9ゲームで錦織圭はまたもブレークされ、第1セットを落とす。
第1セットが終わった時点で錦織圭はトレーナーを呼び、左膝を治療する。
その後、第2セットの第1ゲームで錦織圭はマレーにブレークされる。続く第2ゲームでマレーがサービスキープした時点で、錦織圭は棄権を申し入れ、ゲームセットとなった。
マレーは2012年にロンドンオリンピックで金メダルを獲得、さらに全米オープンではグランドスラム初優勝を果たしていた。
決勝へ駒を進めたマレーは、M・バグダティス(キプロス)をフルセットで下したG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。