ウィンブルドン2010特集 TOP
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ウィンブルドンテニス 大会の見所
「テニスの聖地」ウィンブルドン。近代テニスが産声を上げたこの場所で、今年も純白のウエアに身を包んだ紳士と淑女たちが、美しい緑のカーペットの上で繰り広げる最高峰のプレーで世界を魅了する。
全仏オープン準々決勝でロビン・ソデルリングに敗れ、グランドスラムでの連続ベスト4進出記録を途切れさせたフェデラーは、今大会の前哨戦では決勝まで進出しているものの、その決勝ではそれまで15連勝中だったレイトン・ヒューイットに逆転負けを喫し、今季は全豪オープンで優勝して以来タイトルを獲得していないという異常事態に陥っている。それでも過去7年間で76勝2敗という圧倒的な戦績を芝の上では残しているフェデラーが、今大会の中心となるのは間違いないだろう。
そしてフェデラーと並び注目を集めるのが、2008年のチャンピオンであり、2年ぶりに聖地に戻ってくるラファエル・ナダルだろう。昨年は膝の故障のため、ディフェンディング・チャンピオンでありながらも欠場という決断を強いられていたが、今季はクレーキングの名に相応しい活躍で全仏オープンを制し、世界ランク1位として初めての出場となった。芝での実績が考慮される今大会のシード選考で、第2シードとされたナダルではあるが、どちらにしても決勝までフェデラーとの対戦がないのは同じこと。今年は、2年振りとなる頂上決戦の再現となるだろうか?
さらに今年は地元の期待を一心に背負うアンディ・マレーにこそ注目したい。今季は全豪オープンで決勝に進出するなど、グランドスラム優勝に一歩一歩近づいているスコットランド出身の23歳は、一昨年はベスト8、昨年はベスト4と今大会でも着実にステップを上がっている。今年はさらにもう1ステップ階段を上ることが出来るだろうか?
昨年の準優勝者であるアンディ・ロディックもタイトル獲得を虎視眈々と狙う優勝候補の一人だろう。昨年の決勝では、歴史的なフルセットマッチの末にフェデラーに敗れ、3度目の正直とは行かなかったロディック。今年は前半のハードコートシーズンでツアートップの成績を残すと、クレーシーズンは全仏オープンのみの出場にとどめ、今大会へコンディションを合わせてきている。昨年から肉体改造に取り組み、新たな力を手に入れたロディック、今大会のダークホースとしては申し分ない力を持っている。
女子シングルスは男子以上に分かりやすい構造となっている。それは過去10年間で8度のタイトルを獲得しているウィリアムズ姉妹を、一体誰が止めるのかということだ。昨年は今大会で2年連続4度目となる決勝での姉妹対決を妹のセリーナが制し、通算3度目の優勝を果たしている。また姉のヴィーナスは、今大会では現役最多となる5度の優勝を誇る。80年代がマルチナ・ナブラチロワ、90年代がシュテフィ・グラフの時代とするならば、2000年代は間違いなく彼女たちのものになる。第1シードのセリーナ、そして第2シードのヴィーナス、この2人を破ればタイトルが近づいてくる。
ストップ・ザ・シスターズの一番手として注目されるのは、今季からツアーに復帰したジュスティーヌ・エナンその人だろう。2008年に一時引退を宣言するまでは、グランドスラム7勝、そして世界ランク1位とまさに女子テニス界に君臨する女王であったエナン。ツアー復帰のゴールの一つとしてウィンブルドンでのタイトル獲得を公言しているだけに、今大会にかける意気込みも強いだろう。
さらには若手選手でも筆頭の地位を確立したキャロリーン・ウォズニアキや、エナンと同じく復帰組であるキム・クレイステルス、さらには全仏オープン決勝の舞台で火花を散らしたサマンサ・ストザーとフランチェスカ・スキアボーネなど、昨今の戦国時代を象徴するかのような実力派たちがひしめく女子シングルス。今年の芝の女王になるのは、一体誰だろうか?
今年は男子シングルスに2名、女子シングルスに3名の日本勢が登場する。
今年は主催者推薦で錦織圭が、そしてラッキールーザーで添田豪が本戦出場を決めている。今年の2月にツアーに復帰し、順調に調子を上げてきている錦織は、先の全仏オープンでは初出場ながらも日本男子として17年ぶりとなる初戦突破を果たし、すでに世界のトップでも戦えるレベルにまで上り詰めてきた。一方の添田は、今シーズンは下部大会で着実に勝ち星を重ねランキングを100位台まで再上昇させており、今大会では予選3回戦で敗退したものの、上位選手の欠場が相次いだため2007年の全豪オープン以来となるグランドスラム本戦出場を果たしている。
女子シングルスでは、クルム伊達公子と森田あゆみ、そして予選を勝ちあがった奈良くるみの3人が本戦ドローに名を連ねている。全仏オープン1回戦では、前年準優勝者のディナーラ・サフィーナを破る大番狂わせを演じたクルム伊達が、復帰後初となる聖地での勝利を目指す。また偉大な先輩を追いかける森田と奈良は、それぞれグランドスラム本戦での初勝利を目指す。
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王座陥落のフェデラー、タイトル防衛なるか?
全仏オープン準々決勝でロビン・ソデルリングに敗れ、グランドスラムでの連続ベスト4進出記録を途切れさせたフェデラーは、今大会の前哨戦では決勝まで進出しているものの、その決勝ではそれまで15連勝中だったレイトン・ヒューイットに逆転負けを喫し、今季は全豪オープンで優勝して以来タイトルを獲得していないという異常事態に陥っている。それでも過去7年間で76勝2敗という圧倒的な戦績を芝の上では残しているフェデラーが、今大会の中心となるのは間違いないだろう。
そしてフェデラーと並び注目を集めるのが、2008年のチャンピオンであり、2年ぶりに聖地に戻ってくるラファエル・ナダルだろう。昨年は膝の故障のため、ディフェンディング・チャンピオンでありながらも欠場という決断を強いられていたが、今季はクレーキングの名に相応しい活躍で全仏オープンを制し、世界ランク1位として初めての出場となった。芝での実績が考慮される今大会のシード選考で、第2シードとされたナダルではあるが、どちらにしても決勝までフェデラーとの対戦がないのは同じこと。今年は、2年振りとなる頂上決戦の再現となるだろうか?
さらに今年は地元の期待を一心に背負うアンディ・マレーにこそ注目したい。今季は全豪オープンで決勝に進出するなど、グランドスラム優勝に一歩一歩近づいているスコットランド出身の23歳は、一昨年はベスト8、昨年はベスト4と今大会でも着実にステップを上がっている。今年はさらにもう1ステップ階段を上ることが出来るだろうか?
昨年の準優勝者であるアンディ・ロディックもタイトル獲得を虎視眈々と狙う優勝候補の一人だろう。昨年の決勝では、歴史的なフルセットマッチの末にフェデラーに敗れ、3度目の正直とは行かなかったロディック。今年は前半のハードコートシーズンでツアートップの成績を残すと、クレーシーズンは全仏オープンのみの出場にとどめ、今大会へコンディションを合わせてきている。昨年から肉体改造に取り組み、新たな力を手に入れたロディック、今大会のダークホースとしては申し分ない力を持っている。
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ウィリアムズ姉妹の支配を打ち破るのは誰だ?
女子シングルスは男子以上に分かりやすい構造となっている。それは過去10年間で8度のタイトルを獲得しているウィリアムズ姉妹を、一体誰が止めるのかということだ。昨年は今大会で2年連続4度目となる決勝での姉妹対決を妹のセリーナが制し、通算3度目の優勝を果たしている。また姉のヴィーナスは、今大会では現役最多となる5度の優勝を誇る。80年代がマルチナ・ナブラチロワ、90年代がシュテフィ・グラフの時代とするならば、2000年代は間違いなく彼女たちのものになる。第1シードのセリーナ、そして第2シードのヴィーナス、この2人を破ればタイトルが近づいてくる。
ストップ・ザ・シスターズの一番手として注目されるのは、今季からツアーに復帰したジュスティーヌ・エナンその人だろう。2008年に一時引退を宣言するまでは、グランドスラム7勝、そして世界ランク1位とまさに女子テニス界に君臨する女王であったエナン。ツアー復帰のゴールの一つとしてウィンブルドンでのタイトル獲得を公言しているだけに、今大会にかける意気込みも強いだろう。
さらには若手選手でも筆頭の地位を確立したキャロリーン・ウォズニアキや、エナンと同じく復帰組であるキム・クレイステルス、さらには全仏オープン決勝の舞台で火花を散らしたサマンサ・ストザーとフランチェスカ・スキアボーネなど、昨今の戦国時代を象徴するかのような実力派たちがひしめく女子シングルス。今年の芝の女王になるのは、一体誰だろうか?
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総勢5名の日本勢が世界に挑む!
今年は男子シングルスに2名、女子シングルスに3名の日本勢が登場する。
今年は主催者推薦で錦織圭が、そしてラッキールーザーで添田豪が本戦出場を決めている。今年の2月にツアーに復帰し、順調に調子を上げてきている錦織は、先の全仏オープンでは初出場ながらも日本男子として17年ぶりとなる初戦突破を果たし、すでに世界のトップでも戦えるレベルにまで上り詰めてきた。一方の添田は、今シーズンは下部大会で着実に勝ち星を重ねランキングを100位台まで再上昇させており、今大会では予選3回戦で敗退したものの、上位選手の欠場が相次いだため2007年の全豪オープン以来となるグランドスラム本戦出場を果たしている。
女子シングルスでは、クルム伊達公子と森田あゆみ、そして予選を勝ちあがった奈良くるみの3人が本戦ドローに名を連ねている。全仏オープン1回戦では、前年準優勝者のディナーラ・サフィーナを破る大番狂わせを演じたクルム伊達が、復帰後初となる聖地での勝利を目指す。また偉大な先輩を追いかける森田と奈良は、それぞれグランドスラム本戦での初勝利を目指す。
ウィンブルドンテニス 第1日
ウィンブルドン初日見どころ/ついに開幕! いよいよ今年も開幕するウィンブルドン。全てのテニスプレーヤーの憧れである聖地で、芝の覇者を目指す14日間の熱い戦いが幕を開ける。 今大会のためだけに存在しているセンターコート。今年のオープニング・マッチに登場するのは、男子シングルスの第1シードにしてディフェンディング・チャンピオンのロジャー・フェデラーだ。今季初めの全豪オープンを制して以来、5ヶ月近くもタイトルを獲得していない芝の王者フェデラーであるが、ピート・サンプラスに並ぶウィンブルドン最多勝記録への挑戦に不安はないようだ。王者の初戦に、全世界が注目する。 続いて登場するのは、女子シングルス第4シードのイェレナ・ヤンコビッチと、地元期待の新星である弱冠16歳のラウラ・ロブソンの2人だ。実力・経験でいえばヤンコビッチの勝利は想像するに容易いものであるが、センターコートの大観衆はロブソンの活躍を期待している。失うもののないロブソンに対し、ヤンコビッチはどのようなプレーを見せてくれるだろうか? この日のセンターコート最後の試合に登場するのは、男子シングルス第3シードのノヴァーク・ジョコビッチ。今シーズンはグランドスラム2大会連続でベスト8入りするなど、コンスタントな成績を残しているが、2008年の全豪オープンで自身初となるビッグ・タイトルを獲得してからは、決勝の舞台にすら勝ち進んでいない。今大会では2007年にベスト4入りをしており、決して苦手なサーフェスではない。そのポテンシャルを発揮し、2度目のグランドスラム制覇なるか? |
ウィンブルドンテニス 第2日
大会2日目見どころ/錦織が世界ナンバー1に挑む! 男女シングルスの1回戦が行われた大会初日、テニス史上最大とも言うべき番狂わせが起きる可能性に人々は驚きを隠さなかった。ディフェンディング・チャンピオンとしてセンターコートのオープニング・マッチに登場したロジャー・フェデラーであったが、世界ランク60位のアレハンドロ・ファリャにあと3ポイントで敗退というところまで追い詰められる緊急事態が起きている。全世界の注目が集まる中、何とか逆転勝利を手にしたフェデラーであったが、この試合の主役は間違いなくファリャであったことは言うまでもない。女子シングルスでは、現役最多となる5度の優勝を誇るヴィーナス・ウィリアムズや、キム・クレイステルス、ジュスティーヌ・エナンらが順当に初戦を突破したが、今年の全仏女王であるフランチェスカ・スキアボーネがまさかの敗退、さらには元女王であるアナ・イバノビッチも静かに会場を後にした。 大会2日目は、男子シングルスのボトムハーフの1回戦と女子シングルスのトップハーフの1回戦が行われる。また男女ダブルス1回戦も予定されている。 全てのテニスプレーヤーの憧れの舞台であるウィンブルドンのセンターコート、そのテニスの聖地に日本期待の錦織圭が登場する。対するは男子シングルスの第2シードであり世界ランク1位のラファエル・ナダル、最高の舞台に最高の対戦相手が整った。
日本男子陣からは、添田豪もこの日の1回戦に登場する。2007年の全豪オープン以来となるグランドスラム本戦出場を果たした添田が、メジャー大会での初勝利を目指す。 女子シングルスでは、日本勢の3人が登場する。全仏オープンでディナーラ・サフィーナを破る活躍を見せたクルム伊達公子は第31シードのアレクサンドラ・ドゥルゲルと、グランドスラム初勝利を目指す森田あゆみはタイのベテラン選手タマリン・タナスガーンと、そして予選を突破してメジャー2大会連続出場を果たした奈良くるみはマリアーナ・デュケ=マリーノと対戦する。それぞれが格上を相手とするが全員の初戦突破を期待したい。 | |||||||||||||||||
ウィンブルドンテニス 第3日
大会3日目見どころ/波乱が続く今大会を生き抜くのは? 初日に引き続き男女シングルス1回戦が行われた大会2日目、日本のサムライがテニスの聖地にデビューを果たした。センターコート第2試合、世界ランク1位であるラファエル・ナダルとの対戦に臨んだ錦織圭であったが、最高峰の舞台で味わう世界トップの厳しさの前にストレートで敗退したものの、随所に見せる鮮やかなプレーは輝かしい未来が待っていることを予感させるに十分だった。一方の女子シングルスではトップシードでディフェンディング・チャンピオンであるセリーナ・ウィリアムズが快勝、キャロリーン・ウォズニアキやマリア・シャラポワなどの優勝候補たちも順当に勝利したが、全仏オープンで準優勝を果たしたサマンサ・ストザーが敗退する波乱が起きている。 錦織のほかにも登場した日本勢では、男子シングルスに初出場を果たした添田豪がストレートで敗退、女子シングルスではクルム伊達公子が敗退したものの、森田あゆみと奈良くるみの若手2人が嬉しいグランドスラム初勝利を飾り、2回戦進出を果たしている。 大会3日目は、男子シングルスのトップハーフ2回戦と女子シングルスのボトムハーフ2回戦が行われるほか、日没のために消化できなかった残りの1回戦が行われる。また男女ダブルス1回戦も予定されている。 男子シングルスでは、第1シードのロジャー・フェデラー、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチ、そして第5シードのアンディ・ロディックらが2回戦に登場する。1回戦でまさかの大苦戦を強いられたフェデラーは、大会連覇に向けて心配がないことをこの試合でアピールしたいところ。このところグランドスラムではパッとした成績を残せていないジョコビッチも初戦はフルセットの接戦となっており、この2回戦は快勝して勢いに乗りたい。この中では唯一1回戦を快勝しているロディックは、昨年の準優勝を超える成績を残すためにも、万全の体制で試合に臨んでくるだろう。次々とシード勢が倒れていく中、優勝候補たちの戦いに注目が集まる。 女子シングルスでは、第2シードのヴィーナス・ウィリアムズ、第4シードのイェレナ・ヤンコビッチ、第8シードのキム・クレイステルス、そして第17シードのジュスティーヌ・エナンら元ナンバー1たちが2回戦に登場する。全仏オープンの決勝に進出したフランチェスカ・スキアボーネとサマンサ・ストザーの2人が揃って敗退するという波乱の展開の中、4人とも1回戦をストレートで勝ちあがっており、それぞれ好調をアピールしている。タイトル争いで一歩抜け出すためにも、周りのライバルたちに存在感を示したいところであろうが、思わぬところで足元をすくわれる可能性があるのが今年のウィンブルドン。元女王たちの運命やいかに? |
ウィンブルドンテニス 第4日
大会4日目見どころ/森田と奈良が2回戦突破を目指す! 男女シングルス2回戦が行われた大会3日目、トップ勢が順当に勝ち進む中、男子シングルス第7シードのニコライ・ダビデンコが敗退、今大会からまた一人トップ10選手が消えた。センターコート第1試合に登場したアンディ・ロディックは、前哨戦を制し勢いに乗るミカエル・ロドラに第1セットを奪われるも持ち前の攻撃力で逆転、3回戦に駒を進めた。また初戦でフルセットの接戦を強いられたロジャー・フェデラーとノヴァーク・ジョコビッチの2人は、それぞれ快勝で2回戦突破を果たした。女子シングルスでは、ベルギーの元女王コンビ、キム・クレイステルスとジュスティーヌ・エナンが3回戦進出を決めている。 大会4日目は、男子シングルスのボトムハーフ2回戦と女子シングルスのトップハーフ2回戦が行われるほか、ついに試合開始から3日目となるジョン・アイズナーとニコラ・マウーの試合が行われる。また男女ダブルス1回戦と、本日から開幕するミックスダブルスの1回戦が予定されている。 男子シングルスでは、センターコートに第4シードのアンディ・マレーと第2シードのラファエル・ナダルが登場する。フレッド・ペリー以来となる地元勢優勝の期待を常に背負うマレーは、元世界ランク13位のヤンコ・ニエミネンを迎え撃つ。他の選手では理解できないプレッシャーを背負いつつも、昨年はベスト4進出を果たしたマレー。難敵のニエミネンに対し、どういったプレーで応えるのだろうか? 一方のナダルは、錦織圭との初戦に続きセンターコートでの試合となる。相手は世界ランク151位のロビン・ハースと明らかな格下だけに、その勝ち方に注目が集まる。 女子シングルスでは、日本勢の若手に期待したい。グランドスラム挑戦9大会目にして初の初戦突破を果たした森田あゆみが、世界ランク46位のドミニカ・チブルコワと対戦する。1回戦で第25シードのルーシー・サファロバを破り勢いに乗るチブルコワに対し、森田がどこまで自分のプレーを貫けるかが勝敗のカギになりそうだ。また予選を突破して本戦出場を決め、グランドスラム初勝利を挙げた奈良くるみが、第9シードのナ・リーの胸を借りる。これから世界への階段を駆け上ることが期待される奈良が、トップ10に対しどこまで通用するのか、この一戦が試金石となりそうだ。お互いに苦しい展開が予想されるが、日本女子テニス界の将来を担う2人に期待したい。 |
ウィンブルドンテニス 第5日
大会5日目見どころ/いよいよシード勢同士が激突! 男女シングルス2回戦が行われた大会4日目、1977年以来となるエリザベス女王2世の訪問を受けたウィンブルドンは、前半戦のハイライトともいえる歴史的な試合が劇的な結末を迎えていた。試合時間は10時間をゆうに越し、試合開始から3日目を迎えたジョン・アイズナーとニコラ・マウーの1回戦は、ファイナルセット第138ゲームでアイズナーが勝利を収め万雷の拍手と大歓声の祝福を受けた。またこの日に登場した上位陣にこれといった波乱はなく、男子シングルスではラファエル・ナダルらが順当に3回戦に進出している。女子シングルスでは、2004年のチャンピオンであるマリア・シャラポワが、3年振りとなる2回戦突破を果たした。 日本勢からは、今大会の1回戦でグランドスラム初勝利を挙げた森田あゆみと奈良くるみが登場したが、どちらも敗れており2回戦敗退となっている。 大会5日目は、男子シングルスのトップハーフ3回戦と女子シングルスのボトムハーフ3回戦が行われるほか、いまだ消化し切れていないシングルス2回戦も行われる。また男女ダブルス2回戦と、ミックスダブルスの1回戦も予定されている。
女子シングルスでは、ベルギーが生んだ元女王の2人、ジュスティーヌ・エナンとキム・クレイステルスの2人に注目が集まる。もし両者が本日の3回戦で勝利すれば、4回戦でのベルギー勢対決が実現するからだ。センターコート第1試合に登場するエナンは第12シードのナディア・ペトロワと、そしてクレイステルスは第27シードのマリア・キリレンコと対戦する。復帰して以来、女子テニス界の話題の中心となり続けた2人の対戦は、果たして実現するのだろうか? | |||||||||||||||||
ウィンブルドンテニス 第6日
大会6日目見どころ/2週目への生き残りをかけたサバイバル! 男女シングルス3回戦が行われた大会5日目、2002年の王者であるレイトン・ヒューイットがガエル・モンフィスをストレートで下し、7年連続となる4回戦進出を果たした。また初戦から苦戦が続いていた第1シードのロジャー・フェデラーであったが、この日はストレートで快勝、後半戦にむけて調子を上げてきた。またテニス史上最長の11時間の激闘を制したジョン・アイズナーが4日間連続で登場したが、すでに肉体は限界を超えておりあえなく敗退している。女子シングルスでは、ジュスティーヌ・エナンとキム・クレイステルスの2人がそれぞれ3回戦を突破、4回戦で対決することとなった。 大会6日目は、残りの男女シングルス3回戦が行われるほか、男子ダブルスと女子ダブルス、そしてミックスダブルスの2回戦が予定されている。またジュニア部門が本日から開幕する。
女子シングルスでは、ディフェンディング・チャンピオンのセリーナ・ウィリアムズ、第3シードのキャロリーン・ウォズニアキ、そして第16シードのマリア・シャラポワら優勝候補たちが4回戦進出を目指す。セリーナは2回戦で森田あゆみを破ったドミニカ・チブルコワと、ウォズニアキは第29シードのアナスタシア・パブリュチェンコワと、そしてシャラポワはバルボラ・ザーロバ・ストリツォバをそれぞれ迎え撃つ。後半戦へ続く試合だけに、優勝の行方を占う重要な1日になりそうだ。 | |||||||||||||||||
ウィンブルドンテニス ミドルサンデー
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ミドルサンデーのためお休みです。 |
ウィンブルドンテニス 第7日
大会7日目見どころ/ベスト8を懸け強豪たちが火花を散らす! 数々の期待を込めて開幕した今年のウィンブルドン、初日から王者ロジャー・フェデラーが予想外の大苦戦を強いられるなど波乱の気配がそこかしこに漂っていたが、フタを開けてみれば勝つべき選手が4回戦に勝ち上がっている。地元期待のアンディ・マレーは、今季はいまだタイトルを獲得しておらず不調かと心配されたが、3回戦まで全試合をストレートで勝利し昨年以上の成績を残せそうな期待をさせてくれる。女子シングルスでは若手で最も期待されている第3シードのキャロリーン・ウォズニアキが2年連続となる4回戦進出を決めている。ウィリアムズ姉妹やベルギー勢、さらにはマリア・シャラポワらに注目が集まる中、ダークホースとしての存在感を増してきた。 ミドルサンデーをはさみ行われる大会4日目は、男女シングルス4回戦16試合が全て行われベスト8が全て出揃う。また男子ダブルスの2回戦と3回戦、女子ダブルスの3回戦、そしてミックスダブルスの2回戦が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第8日
大会8日目見どころ/女子ベスト4が遂に決定!
男女シングルスの4回戦が行われた大会7日目、第1シードのロジャー・フェデラー、第2シードのラファエル・ナダルらが順当に勝ち進んだ中、優勝候補の一角であったアンディ・マレーが世界ランク82位のルー・イェンスンに足元をすくわれ、ベスト8を目前としながらも大会を去った。また第3シードのノヴァーク・ジョコビッチ、第4シードのアンディ・マレーらも勝ち進んでおり、4強に波乱はなかった。女子シングルスでは、第8シードのキム・クレイステルスが第17シードのジュスティーヌ・エナンとのベルギー対決を制しベスト8に進出した一方で、第3シードのキャロリーン・ウォズニアキがわずか2ゲームしか奪えない惨敗を喫し、静かに大会を後にした。 大会8日目は女子シングルス準々決勝4試合が行われるほか、男子ダブルスの準々決勝と3回戦、女子ダブルスの3回戦が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第9日
大会9日目見どころ/男子ベスト4に勝ち進むのは? 女子シングルス準々決勝が行われた大会8日目、長年ウィンブルドンを支配してきたウィリアムズ姉妹の一角がもろくも崩れ去った。今大会では現役最多となる5度の優勝を誇るヴィーナス・ウィリアムズは、世界ランク82位のツベタナ・ピロンコバを迎え撃つもストレートで敗退、この瞬間、3年連続となる姉妹の決勝対決は幻と消えた。妹のセリーナは第9シードのナ・リーにストレート勝ちを収め、大会連覇に向けてまた一つ駒を進めたほか、第21シードのベラ・ズヴォナレーワ、そしてノーシードからもう1人、ペトラ・クヴィトバが逆転でベスト4の座を手に入れている。 大会9日目は男子シングルス準々決勝4試合が行われるほか、男子ダブルス準々決勝の残りの2試合と女子ダブルス準々決勝が4試合、そしてミックスダブルス3回戦が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第10日
大会10日目見どころ/ノーシード勢がさらなる躍進を目指す! 男子シングルス準々決勝が行われた大会9日目、テニスの歴史上で最もウィンブルドンに愛された芝の王者が準決勝を前に大会を去った。ここまで7年連続で決勝に進出し、最多記録に並ぶ7度目の優勝を目指していたロジャー・フェデラーであったが、第12シードのトマス・ベルディフの前に敗退、2003年以降で48勝1敗と他を圧倒する成績を残してきた王者が静かにコートを去った。この他の試合では、第2シードのラファエル・ナダル、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチ、そして第4シードのアンディ・マレーとトップ4シードの面々がベスト4に名を連ねている。 大会10日目は女子シングルス準決勝2試合が行われるほか、男子ダブルス準決勝2試合とミックスダブルス準々決勝4回戦が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第11日
大会11日目見どころ/男子決勝の舞台に勝ち進むのは? 女子シングルス準決勝が行われた大会10日目、遂に女子ファイナルの舞台でタイトルを争う2人の選手が出揃った。準決勝第1試合では、第21シードのベラ・ズヴォナレーワが、準々決勝で第2シードのヴィーナス・ウィリアムズを破ったツベタナ・ピロンコバを逆転で下し、自身初となるグランドスラム決勝の夢舞台へのチケットを手に入れた。続けて行われた第2試合では、ディフェンディング・チャンピオンであるセリーナ・ウィリアムズがペトラ・クヴィトバの激しい抵抗にあいながらもストレートで勝利、3年連続となる決勝進出を決めている。 大会11日目は男子シングルス準決勝2試合が行われるほか、女子ダブルス準決勝2試合とミックスダブルス準決勝2試合が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第12日
大会12日目見どころ/ついに女子ファイナル! 男子シングルス準決勝が行われた大会11日目、今年の芝の王者の座を争う2人が遂に決定した。第1試合では準々決勝でロジャー・フェデラーを破ったトマス・ベルディフが、その勢いのままに第3シードのノヴァーク・ジョコビッチを撃破、10代の頃から高く評価されてきた才能が大きく開花し、遂にウィンブルドン決勝の舞台まで上り詰めた。もう一方の準決勝では、第2シードのラファエル・ナダルが第3シードのアンディ・マレーにストレートで勝利、2年ぶりのタイトルに王手をかけた。地元の期待を一身に背負っていたマレーであったが、昨年と同じ準決勝での敗退となった。 大会12日目は女子シングルスの決勝が行われるほか、男子ダブルスと女子ダブルスの決勝が予定されている。
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ウィンブルドンテニス 第13日
大会13日目見どころ/頂点に立つのはナダルか?ベルディフか? 女子シングルス決勝が行われた大会12日目、ディフェンディング・チャンピオンである第1シードのセリーナ・ウィリアムズが、第21シードながらも勝ちあがってきたベラ・ズヴォナレーワをストレートで圧倒、今大会4度目、キャリア通算では現役最多となる13度目のメジャータイトルを獲得した。 また女子シングルス決勝に続いて行われた男子ダブルス決勝では、ユルゲン・メルツァー/フィリップ・ペッツシュナー組が勝利、初のグランドスラムタイトルを手にしている。 そしてセンターコート第3試合として行われた女子ダブルス決勝では、ヴァニア・キング/ヤロスラーヴァ・シュウェドワ組が勝利、両者ともに初となるグランドスラムタイトル獲得となった。 大会最終日は男子シングルスの決勝が行われるほか、ミックスダブルスの決勝がセンターコートで行われる。
対戦成績だけを見ればベルディフが不利に見えるが、今大会のベルディフは準々決勝でロジャー・フェデラー、そして準決勝ではノヴァーク・ジョコビッチを破っており、過去のデータは全く参考にならない快進撃を見せている。対するナダルは、準々決勝でロビン・ソデルリング、準決勝では最高ともいえるパフォーマンスで地元期待のアンディ・マレーを破っており、死角はない。 ナダルが勝てば通算8度目となるメジャー大会制覇となるばかりではなく、通算2度目となる同一シーズンでの全仏オープンとウィンブルドンの2冠の達成となす。一方のベルディフが勝利すれば、グランドスラム初優勝となる。 | |||||||||||||||||
ウィンブルドン 総括
総括
王者の政権交代がここに完了した。 5連覇を含む通算6度の優勝を誇るロジャー・フェデラー。そのフェデラーにとって今大会は、史上最多記録に並ぶ7度目のタイトルを獲得する記念すべき大会になるはずだった。しかしフタを開けてみればまさかの準々決勝敗退を喫し、手ぶらで大会を去ることとなった。 その男子シングルスを制したのは2008年のチャンピオンであるラファエル・ナダル。昨年は怪我のためにタイトルを無条件に手放したナダルであったが、今大会では尻上がりに調子を上げていき、準決勝と決勝では完璧とも言うべきパフォーマンスを披露、全仏オープンからグランドスラム2連勝を達成しフェデラー時代の終焉を強烈にアピールした。
女子シングルスではディフェンディング・チャンピオンのセリーナ・ウィリアムズが、第21シードのベラ・ズヴォナレーワの挑戦を圧勝で跳ね除け大会連覇を達成、通算4度目となるウィンブルドン制覇を達成した。
女子ダブルスではヴァニア・キング/ヤロスラーヴァ・シュウェドワ組が初のグランドスラムタイトルを獲得した。シングルスで準優勝していたズヴォナレーワは、ダブルスでも決勝に進出したものの、どちらもタイトルを獲得することが出来なかった。 ミックスダブルスでは、リーンダー・パエス/カーラ・ブラック組がベテランらしい技の冴えをみせてタイトルを獲得している。
にアピールした。 女子では、クルム伊達公子、森田あゆみ、そして奈良くるみの3人が 本戦に名を連ねた。ベテランのクルム伊達は怪我の影響で試合から 離れていたこともあり、残念ながら初戦で姿を消したものの、若手の 森田と奈良が嬉しいグランドスラム初勝利を挙げ2回戦に進出。 今後につながる大会になったことは間違いないだろう。 またジュニア部門では、石津幸恵が41年ぶりに女子シングルスの 決勝に進出。惜しくも沢松和子以来となるタイトル獲得とは行かな かったが、日本女子テニス界に新たなスターが生まれる予感を感じ させてくれた。 |












































