男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は27日、シングルス決勝が行われ、世界ランク50位の
M・ベレッティーニ(イタリア)が同91位の
H・ガストン(フランス)を7-5, 6-3のストレートで破り、ツアー2週連続優勝を果たした。シングルスツアーでは通算10勝目となる。
>>【動画】ベレッティーニ 2週連続優勝の瞬間<<>>【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー<<>>錦織 圭vsドレイパー 1ポイント速報<<>>西岡 良仁らアトランタOP組合せ<<28歳で元世界ランク6位のベレッティーニは度重なる負傷に悩まされていたが、今年3月に約7ヵ月ぶりに復帰。
復帰後は3月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾ると、前週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)でもタイトルを獲得した。
好調を維持して迎えた今大会、ベレッティーニは1回戦で世界ランク62位の
P・コトフ、2回戦で第2シードの
A・タビロ(チリ)、準々決勝で同143位のN・モレノ デ アルボラン(アメリカ)、準決勝で同116位の
Y・ハンフマン(ドイツ)を下し決勝に進出した。
決勝戦、ベレッティーニは8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。ガストンに1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークに成功し、1時間21分でツアー通算10勝目を飾った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはベレッティーニのコメントが掲載されている。
「とてもうれしいし、とても疲れたよ。この2週間は本当にクレイジーだったし、自分のベストのテニスをプレーできたと思う」
ベレッティーニはEFG スイス・ オープン・グシュタードと今大会合わせて10試合を行い、失ったセットは0と圧倒的な成績を残している。
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