男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク138位の
D・ティーム(オーストリア)は同101位の
T・ティランテ(アルゼンチン)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。この試合は今季限りでの現役引退を表明しているティームにとってATPツアーでの最後のクレーコート戦となった。
>>【画像】ティーム 母国大会がATPツアー最後のクレーに<<>>西岡 良仁、シェルトンらアトランタOP組合せ<<30歳で元世界ランク3位のティームはツアー17勝をあげており、2020年には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制覇。さらに全仏オープンでは2018年と2019年の2度、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2020年に1度の準優勝も経験している。
そのティームは今年5月に今季限りでの引退を表明。母国で行われるジェネラリ・オープンはATPツアーで最後のクレーコート大会となった。
2019年には優勝を飾っているティームは1回戦で23歳のティランテと対戦。この日の第1セット、先に2度のブレークを許すと開始から4ゲームを連取される。その後はブレークバックのチャンスを掴めず先行される。
続く第2セットでは開始から互いにブレークポイントを与えず終盤へ。しかし、ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームでティームはブレークを許し1時間13分で力尽きた。
試合後にインスタグラムを更新したティームは「美しい最後のキッツビュール!出場回数は12回。素晴らしい感情とたくさんの思い出。この場所とトーナメントは僕の心の中で特別な場所です。毎回特別な経験をさせてくれた皆さんに感謝したいと思います。キッツビュール。ありがとう!」とつづっている。
勝利したティランテは2回戦で第1シードの
S・バエス(アルゼンチン)と対戦する。今大会の上位4シードは1回戦免除のためバエスはこの試合が初戦となる。
同日には第7シードの
R・カルバレス バエナ(スペイン)、世界ランク50位の
M・ベレッティーニ(イタリア)、同77位の
F・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)、同91位の
H・ガストン(フランス)、予選勝者で同137位の
D・ガラン(コロンビア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する同289位のL・ノイマイアー(オーストリア)が2回戦に駒を進めた。
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