テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが世界ランク53位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を3-6,6-7 (1-7),6-4,7-6 (7-1),6-0のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。試合は23時20分から4時間23分間にわたり行われ、終了は翌朝3時40分。選手のみならず観客や関係者も疲労が溜まり、次戦へのコンディション調整も難しい時間となってしまった。
>>深夜試合の規制 ATP/WTAの声明詳細<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<この試合はメドベージェフが2セットダウンから3セットを連取して逆転勝ち。途中には選手のトイレットブレイクや足のマメの治療などもあり、試合が終了したのは深夜3時40分だった。
全豪オープン開幕前の今月10日には選手の疲労などに鑑み、男子プロテニス協会のATPと女子テニス協会のWTAが連名で試合のスケジューリングについて声明を発表。近年は深夜に試合が終わるケースが相次いでいるとし、一部例外を除いて23時以降はコートに入ることは認められないとした。
しかし、この一部例外とするケースが「ATPとWTAのスーパーバイザーと大会運営が協議の上、承認した場合」。今回のメドベージェフvsルースブオリの一戦にはこれが適用されたとみられる。
四大大会の男子シングルスは5セットマッチで、場合によっては約5時間の死闘になることもある。メドベージェフは試合終了後のオンコートインタビューで「タフだったね…いい思い出だよ。朝の3時40分だ。この試合は確実に僕の記憶に残るだろう」とコメントし会場をあとにした。
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