ズベレフ初戦敗退の番狂わせ

初戦敗退を喫したズベレフ

画像提供： tennis365.net

男子テニスの木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス（日本/東京、ハード、ATP500）は１６日、シングルス１回戦が行われ、第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）は世界ランク６０位のＪ・トンプソン（オーストラリア）に3-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退を喫した。

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今月１０日には東京に入り調整を行ってきたズベレフ。２０２１年夏の東京オリンピック（日本/東京、ハード）では金メダルを獲得するなど球足の速い有明のセンターコートとは相性も良い。

１回戦の第１セット、第１ゲームでチャンスがありながらもブレークを奪えなかったズベレフは第４ゲームで２度のダブルフォルトを犯すなどし先にブレークを許す。その後はセカンドサービスからサーブ&ボレーを決めるトンプソンに翻弄され追いかける展開となった。

第２セット、第２ゲームで先にブレークに成功したズベレフだったが、第３ゲームでは太陽の光が目に入りスマッシュをミスなどしブレークバックを許してしまう。その後は互いにサービスゲームをキープして迎えた第９ゲーム、ゲームカウント４－４でブレークチャンスを握られると、最後はズベレフのフォアハンドがアウトになりブレークされる。

ブレークされた直後、ズベレフはラケットを叩きつけようとしこれをこらえるが、第１０ゲームで挽回できず、トンプソンに１時間３６分で屈した。

勝利したトンプソンは２回戦で世界ランク１９位のＢ・シェルトン（アメリカ）と予選から出場している同９７位のダニエル太郎のどちらかと対戦する。

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