男子テニスの成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク95位の
ダニエル太郎が第8シードで同50位の
A・ブキッチ(オーストラリア)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、初出場で初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁vsアトマネ 1ポイント速報<<30歳のダニエルは先月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では予選3試合を勝ち抜き本戦入り。しかし、1回戦で元世界ランク6位の
G・モンフィス(フランス)に6-4, 4-6, 2-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れ初戦敗退となっていた。
成都オープンに出場するのは今回が初となるダニエル。27歳のブキッチと初対戦となった1回戦の第1セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐも第4ゲームでブレークを許す。その後、第7ゲームでブレークバックに成功したものの終盤となる第10ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
それでも続く第2セット、ダニエルはファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度のブレークを許したもののリターンゲームでは2度のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ダニエルは第1ゲームでブレークに成功。その後、第6ゲームでブレークポイントを1度凌ぐと直後の第7ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間14分で勝利した。
勝利したダニエルは2回戦で世界ランク53位の
C・オコネル(オーストラリア)と予選を勝ち上がった同319位のA・カチマゾフの勝者と対戦する。
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