7年間共にしたコーチと別れ

コーチのチェラとシュワルツマン（2017年）

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク１３４位のＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）のコーチを務める元世界ランク１５位のＪ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）は１６日にインスタグラムを更新。コーチ関係を７年間築いていたが、別々の道を歩むことを発表した。

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３１歳のシュワルツマンはチェラとのタッグで２０２０年１０月１２付の世界ランキングではキャリアハイとなる８位を記録。ツアー大会では２０１８年のリオ・オープン（ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500）を含む４勝を挙げている。

しかし、今シーズンはツアーに２１大会出場するもマッチ９勝２０敗と成績は安定せず。今季開始時に２５位だった世界ランキングも大幅に後退し現在は１３４位となっている。

そして、今回、長年連れ添ったチェラとのコーチ関係を終了。チェラはインスタグラムを更新し「ある日、電話が鳴り、それが僕のコーチ人生の新たなステージの始まりだった。しかし、今日、７年の時を経て、それぞれの道を歩む時が来た。僕はただ、ありがとうと言いたい。これからもあなたたちを見続け、毎試合応援し続けるよ」とつづった。

これに対しシュワルツマンは次のようにコメントした。

「フアニート（チェラ）愛しているよ！この数年間がどんなものだったか。子供の頃、多くのコーチが僕を育ててくれたし、信じられないような人たちにも出会った。でも、あなたがコートの内外で僕の中に生み出してくれた信念は唯一無二のものだった。すべての瞬間、すべての試合、すべてのトレーニングセッション。僕たちはいつも楽しい時間を過ごした。楽しかったかな？僕は素晴らしかったよ」