男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は17日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク192位の
望月慎太郎は同130位の
L・ブロディ(イギリス)に1-6, 5-7のストレートで敗れ、ATPツアー大会で初白星を挙げることができず初戦敗退となった。
20歳の望月は今年3月のテキサス・テニスクラシック(アメリカ/ウェーコ、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初めてチャレンジャー大会で8強入り。4月のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾ると同月のオストラグループ・オープンbyモネータ(チェコ/オストラバ、レッドクレー、ATPチャレンジャー)では4強入りした。
さらに前週行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)には予選から出場すると3試合を勝ち抜き四大大会初の本戦入り。しかし、1回戦で第16シードの
T・ポール(アメリカ)に敗れている。
それ以来の大会出場となる望月は今回が10度目のATPツアー出場。本戦出場は6度目であるが、過去に1勝も挙げられておらず、マッチ0勝5敗となっている。
1回戦の相手は29歳のブロディ。今季はチャレンジャー大会で1度の優勝、1度の準優勝を果たすと前週のウィンブルドンでは2回戦で世界ランク4位の
C・ルード(ノルウェー)を下す大金星を挙げている。
この日の第1セット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が36パーセントに留まった望月。第1ゲームから3ゲーム連取を許すとブレークを返すことができず、第6ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。
続く第2セット、望月は第1ゲームで先にブレークを許す。その後、互いにブレークポイントを握るも活かせず。ブロディが第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ここで1度のマッチポイントを凌いだ望月はブレークバックに成功。イーブンとするも直後の第11ゲームで再びブレークを許し、1時間18分で力尽きた。
勝利したブロディは2回戦で第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは1回戦で世界ランク123位の
A・コバチェビッチ(アメリカ)を6-0, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードの
C・ムーテ(フランス)と世界ランク116位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めている。
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