男子テニスで世界ランク24位の
西岡良仁は21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。5時間近くの試合を行うと身体は回復しないと明かした。
>>【動画】西岡が全仏OP初16強を決めた瞬間、死闘制しコートに倒れこむ<<27歳の西岡は今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で自己最高となるベスト16に進出。
同大会では、1回戦で
J・J・ウルフ(アメリカ)を相手に2セットダウンから逆転勝ち。3回戦でも
T・セイボスワイルド(ブラジル)相手にセットカウント1-2からフルセットを戦い抜き逆転勝ちを収めた。試合時間は1回戦が3時間22分、3回戦は3時間38分だった。
今回、西岡は自身のYouTubeチャンネルを更新し、長時間に及ぶ試合の疲労について語った。
「(試合が)1時間で終わった場合は、翌日にほぼ響くことがないです。体力的にもほぼ大丈夫ですし、個人的な感覚ではほぼ疲れてないという印象です」
「3時間になってくると、やっぱりきついです。ただ1日ぐらいは全然大丈夫です。これを2日連続とかやってくるとかなり疲労がたまってきますね」
「(5時間弱の試合は)回復しないですね。僕は回復することがないと思ってます。回復している選手は凄いと思います。なんで回復するのって個人的に思いますね。僕は5セットは回復するんですけど、5時間は回復しないと思っているので、5時間やってはいけないと思っている派です」
「なのでグランドスラムはいかに3セットで終われるかが僕の中の勝ち上がるための肝だと思ってます」
西岡は過去に複数のロングマッチを経験している。2018年の全仏オープン1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)を相手に4時間22分、2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で
A・マレー(イギリス)を相手に4時間39分の試合を戦うなどしてきた。
高い強度で長時間の試合を戦う選手たちの疲労度は、想像を絶する。
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