女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している15歳の
M・アンドレーワが第13シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)を7-6 (8-6), 6-3のストレートで破り、3回戦進出を果たした。
>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<>>西岡vsモルカン 1ポイント速報<<現在世界ランク194位のアンドレーワは今大会がツアー2試合目の出場。今大会まで本戦で勝利を挙げたことはないものの、今月行われたツアー下部大会で2週連続優勝を果たし、マッチ13連勝で今大会に臨んでいる。
1回戦では2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準優勝の
L・フェルナンデス(カナダ)を6-3, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにツアー本戦初勝利を飾った。
世界ランク14位のハダッド=マイアと対戦したこの日の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。タイブレークでアンドレーワは3度のミニブレークに成功し、先行する。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したアンドレーワは終盤となった第9ゲームで2度目のブレークに成功。2時間11分で勝利する快進撃を見せた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでアンドレーワのコメントを紹介している。
「3回戦に進出したことに少し驚いているわ。でも、みんなが他の選手と同じようなレベルでプレーしていると言ってくれた。彼女達はあなたよりも、安定している。精神的なレベルは違うけど、ゲームレベルはほとんど同じだとね」
勝利したアンドレーワは3回戦で第17シードの
M・リネッタ(ポーランド)と対戦する。リネッタは2回戦で世界ランク80位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)を7-6 (7-1), 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第14シードの
L・サムソノヴァ、第19シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)らが3回戦進出。一方、第10シードの
P・クヴィトバ(チェコ)、第30シードの
D・ヴェキッチ(クロアチア)、第32シードの
M・コスチュク(ウクライナ)は2回戦で姿を消した。
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