男子プロテニス協会のATP公式サイトは26日、世界ランク3位の
D・メドベージェフのインタビューを掲載。同2位の
C・アルカラス(スペイン)に対する自身のプレーやクレーコートでの戦い方について語った。
>>綿貫vsムーテ 1ポイント速報<<>>西岡、綿貫、メドベージェフらマドリッドOP組合せ<<これまでツアーで2度対戦している両者。最初は2021年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)2回戦で、そのときはメドベージェフがストレート勝ちをおさめたものの、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)決勝ではストレートで敗北。クレーコートでは1度も対戦していない。
26日に開幕したムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)や、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)、そして5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では対戦の機会があるかもしれない両者。メドベージェフはクレーを苦手としているが、逆にアルカラスがクレーを得意としており、苦戦が予想される。
メドベージェフはそんななか、クレーコートでのアルカラスとの戦い方について私見を述べた。
「彼(アルカラス)のプレーは非常にトリッキーだ。2発あったら1発はドロップショットを決めるけど、そうでないときはフォアハンドの爆弾だから、それを狙って走ることはできないんだ。この部分をどううまく処理できるか、もっともっと彼と対戦してみたいと思っているよ」
そしてインディアンウェルズ決勝での戦いについてはこう振り返った。
「インディアンウェルズでのカルロス(アルカラス)戦は『この位置からのドロップショットは予想外だった!』って感じだったね。次の週のマイアミでは、多くの選手がそれを見て、僕に対してドロップショットばかりするようになったと思う。でも、それは同じ効果じゃなかったね。逆に『よし、この調子で行こう、僕はそこにいるんだ!』という感じになれた。でも、カルロスに対しては僕はそこにいることが難しいんだ。彼は素晴らしいプレーをしていて、誰もがそれを知っている。もし、彼が同じドローになったと考えると怖くなるね」
メドベージェフとアルカラスは今大会、第2シードと第1シードでそれぞれ出場しているため、対戦があるとすれば決勝でタイトルがかかった試合となる。
しかしメドベージェフはマドリッドのクレーコートについて、モンテカルロやローマとは違ったポジティブな感触であると明かした。
「間違いなく違うね。ローラン・ギャロスのクレーに少し似ていて、より硬いサーフェスなんだ。また、標高が高いからボールが飛んでくる。多くの人の結果を見ていると、他のクレーコートの大会よりも、ここでの方がいいプレーができるはずだと思う。今のところ、僕はそれを実現できていないけどね。でも、毎年が新しいチャンスだ。今年もそうだし。自分のベストを尽くして、いいテニスができるように頑張りたいね」
メドベージェフは初戦の2回戦で世界ランク52位の
A・マレー(イギリス)か予選から出場している同164位のA・ババソッリ(イタリア)のどちらかと対戦する。
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