男子プロテニス協会のATP公式サイトは25日、世界ランク9位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)のインタビューを掲載。ひざの不調による約1カ月のツアー離脱や、今季自身クレー初戦となるムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)への意気込みなどが語られている。
>>西岡、綿貫、オジェアリアシムらマドリッドOP組合せ<<22歳のオジェ アリアシムは3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で3回戦敗退を喫したあと、ヨーロッパに渡りクレーコートシーズンに備える予定だったが、ひざの慢性的な不調を明かし、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)の欠場を発表。26日に開幕するムチュア・マドリッド・オープンが今季のクレー初戦となる。
オジェ アリアシムは「僕の野望は高いけど、期待は低いよ。ある意味、とても良い結果を出したいと思っているし、それができる自信もあるんだけど、同時に最悪の事態も少しは想定して、すべてが本当にタフになることも想定しているんだ。初戦から最大限の集中力が必要だと思う」とコメント。
「どの試合もタフなものになるだろうから、序盤のラウンドを乗り切って、いくつかの勝利を手にすることができれば、トーナメントを勝ち進んでいいプレーができるだろうね」
約1ヵ月間の離脱期間について、オジェ アリアシムは「充電と休息」にあてたとし全仏オープン(フランス/パリレッドクレー、グランドスラム)まで続くヨーロッパのクレーコートシーズンが長丁場になると語った。
「日が経つにつれて、だんだん調子が良くなってきている。トリッキーだったね。昨シーズンの終わりから、たくさんのテニスをしたんだ。この数週間はその代償を少しばかり払っているような気がする。でも、それはツアーの一部であり、スポーツの一部なんだ」
「でも、ツアーや試合に追われるストレスから解放され、少し家にいる時間ができたのはよかった。精神的にもリラックスできたし、肉体的なトレーニングもできた。ジムでひざのリハビリをしながら、他のことやコートで改善したいことに取り組む時間はめったにないこと。大切な期間だったと思う。この先、数週間でその成果が出ることを期待しているよ」
ムチュア・マドリッド・オープンでは第7シードとして出場するオジェ アリアシム。初戦の2回戦では世界ランク40位の
D・ラヨビッチ(セルビア)と同63位の
J・クブラー(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
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