8日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は7日、シングルス予選決勝が行われ、第17シードの
ダニエル太郎が第7シードの
A・ポピリン(オーストラリア)を6-4, 4-6, 6-1のフルセットで破り、3年連続5度目の本戦出場を決めた。
>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<2試合に勝利すると本戦出場の権利を得ることのできるこの予選。
世界ランク103位のダニエルは予選1回戦で同218位のN・ハート(ドミニカ共和国)を5-7, 6-1, 6-4の逆転で下し予選決勝に駒を進めていた。
本戦入りがかかったこの試合、ダニエルは第1セット第9ゲームでこの日2度目のブレークに成功しリード。ファーストサービスが入ったときには75パーセントの確率でポイントを獲得し第1セットを先取する。
第2セットでは互いにチャンスを決め切れず終盤へ。4-5で迎えた第10ゲームでこのセット両者唯一となるブレークが生まれセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、第1・第3ゲームでブレークに成功しゲームカウント4-0と大きくリードしたダニエルは、ブレークチャンスを1度も与えることなく最後まで反撃を許さず。第7ゲームでもブレークを奪い2時間24分で勝利した。
30歳のダニエルは前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、世界ランク4位の
C・ルード(ノルウェー)らを下す快進撃を見せベスト8に進出。その好調を維持したまま「ATPマスターズ1000」本戦の舞台に駒を進めた。
日本勢では世界ランク34位の
西岡良仁が第29シードとして本戦入り。今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では第32シードとして、
錦織圭以来となる四大大会のシードに入っており「四大大会」、「ATPマスターズ1000」で2大会連続でのシード獲得となった。シード勢は1回戦免除のため、西岡は2回戦からの登場となる。
BNPパリバ・オープン本戦の第1シードは
C・アルカラス(スペイン)、第2シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードはルード、第4シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第5シードは
D・メドベージェフ、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
H・ルーネ(デンマーク)、第8シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)。
世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と同9位の
R・ナダル(スペイン)は欠場が発表されている。
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