男子テニスのコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
S・バエス(アルゼンチン)が予選通過者で世界ランク138位の
H・デリエン(ボリビア)を6-4, 6-4のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<22歳のバエスは今季、1月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)、ASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と3週連続で初戦敗退となっていた。
コルドバ・オープン初出場となった昨年は8強入りしていたバエス。今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦では予選勝者で世界ランク200位の
L・ダルデリ(イタリア)(イタリア)、準々決勝ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する同212位のT・バリオス(チリ)を下して初の4強入りを決めた。
この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したバエス。第4ゲームでブレークバックを許すも第7ゲームで2度目のブレークを奪う。直後の第8ゲームでは2度目のブレークポイントを凌ぎ先行する。
続く第2セットでもバエスが先にブレークに成功。第1セット同様ブレークバックを許すも第9ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間30分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにバエスのコメントを掲載し「彼(デリエン)は今週、自信があるようだったので、難しい場面で良いプレーができるように心掛けた。タフで接戦になることは分かっていたけど、勝てて幸せだよ」と語った。
「(母国でのツアー決勝進出に)大きな意味があるし、自信にもなる。ここには僕の仲間、友達、家族、全員がいるから、それが大きなモチベーションになっているよ。明日は難しい試合になるけど、決勝に行けてうれしいね」
勝利したバエスはツアー初制覇となった昨年5月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)以来2度目の優勝を目指し、決勝で第6シードの
F・コリア(アルゼンチン)と対戦する。コリアは準決勝で第3シードで昨年大会を制した
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで下しての勝ち上がり。
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