日本人として現在世界ランクトップのプロテニスプレーヤー、
西岡良仁が主催する「Yoshi’s CUP」の1日目が、12月17日、早稲田大学庭球部 東伏見三神記念テニスコート(ハード)にて開催された。
1日目は出場者8名を2グループに分けたラウンドロビン(総当たり)戦が行われ、決勝トーナメントへ進出する上位2名を目指し、各選手気迫のこもったプレーが繰り広げられた。
Aグループでは第1シードの
富田悠太(ノア・ジュニアテニスアカデミー神戸垂水)が、圧倒的な強さで3戦全勝を収める。
本山知苑(四日市工業高校)が2勝1敗で続き、2人が決勝トーナメントへ進出となった。伊藤拓(新田高校)が3位、武藤守生(フリー)が4位となり、それぞれ順位決定トーナメントを戦う。
Bグループは第2シードの
前田透空(相生学院高校)が、腹筋の故障を持ちながらも、伸びのあるストロークを展開して3勝を収める。遊川大和(関西高校)は2勝1敗で続き、決勝トーナメント進出。永嶋煌(J STRUCT)は1勝2敗、唯一の中学生で14歳の川西飛生(TEAM KIT)は3敗となり、順位決定トーナメントへ回る。
【コメント】
決勝トーナメント進出 富田悠太(Aグループ1位)
1試合目は緊張がかなりあって、最初は自分のプレーはあまり出せず、どうなるかと思っていましたが、2、3試合目は自分のやるべきプレーを1ポイント1ポイントでき、良い結果につながりました。明日の準決勝は1セットマッチで、流れを最初に掴んだ方が絶対有利なので、自分のサービスゲームをしっかりキープし甘いボールは前に入ってプレッシャーをかけていきたいと思います。今日は食べて、風呂入って、早く寝て、体力回復し、万全な状態で臨みたいと思います。
決勝トーナメント進出 本山知苑(Aグループ2位)
2試合目はあっさり負けてしまったのですが、3試合目でもう一度立て直して戦えたのが良かったと思います。得意のバックのストレートも出せたし、粘り強くしつこくボールを返せました。5−5で競った場面でも、結構落ち着いていて、相手を前に出し、パッシングで決めるなど、自分の得意なパターンに持っていけたと思います。2位通過でも勝ち上がれば、もう一度富田選手と戦えるので、頑張りたいと思います。
決勝トーナメント進出 前田透空(Bグループ1位)
まさか3勝できると思っていなかったのでうれしいです。腹筋はめちゃ痛いのですが、大事なところでサービスを頑張って、それがエースになったりしたのが良かったと思います。緊張感のある、難しい環境の中でいいプレーはできました。フォアを後ろから思い切って振り切れたし、エッグボールで押し込めたと思います。YouTUBEで見てくださる人にプレーがカッコイイな、と思ってもらえることをモチベーションに頑張ります。
決勝トーナメント進出 遊川大和(Bグループ2位)
いつもとは違う緊張感の中で、1、2試合目を勝ち切れたことは、自信につながります。結果的に2位通過でき、明日は富田君と戦うので、チャレンジャーの気持ちで戦いたいです。富田選手とは3回対戦し、自分がリードしているところから負けているので、明日は思い切ってプレーしたいです。
伊藤拓(新田高校)
川西飛生(TEAM KIT)
武藤守生(フリー)
永嶋煌(J STRUCT)
初日の試合結果
大会の様子は西岡のYouTubeチャンネルでライブ配信される。
2022年12月18日(日)
決勝まで1セットマッチ。決勝のみ3セットマッチ
コートA 10:00〜
第1試合 決勝トーナメント 富田悠太vs遊川大和
第2試合 決勝トーナメント 本山知苑vs前田透空
第3試合 5,6位決定戦
第4試合 3,4位決定戦
第5試合 決勝
コートB 10:00〜
第1試合 順位決定トーナメント 伊藤拓vs川西飛生
第2試合 順位決定トーナメント 武藤守生vs永嶋煌
第3試合 7,8位決定戦
終わり次第表彰式
【活動支援金について】
優勝:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限200万円)
西岡賞:海外遠征費・キャンプ費などを補助(上限50万円)※西岡が独自の目線で選定。
>>大会公式サイトはこちら<<>>西岡良仁のYouTubeチャンネルはこちら<<[PR]第58回島津全日本室内テニス選手権大会の決勝戦をライブ配信!
・男子
シングルス 12/17(土)13時~
ダブルス 12/18(日)10時~
・女子
シングルス 12/25(日)10時~
ダブルス 12/25(日)12時~■ライブ配信の詳細はこちら
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