テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)を4-6, 6-3, 6-4, 7-6 (7-3)の逆転で破り、大会4連覇を果たすと共に通算7度目の優勝を飾った。これにより、グランドスラムでの勝利数を21勝に更新し、歴代単独2位となった。
>>ジョコビッチ優勝、ウィンブルドン男子 結果・組合せ<<ウィンブルドン3連覇中のジョコビッチは、準決勝で第9シードの
C・ノリー(イギリス)を2-6, 6-3, 6-2, 6-4の逆転で下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、第5ゲームでブレークを許し先行されたジョコビッチ。それでも第2セットからギアを上げて2セット連取で逆転に成功する。第4セットでは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。ジョコビッチが3度のミニブレークに成功し、3時間1分で勝利した。
今回の優勝でジョコビッチはグランドスラム優勝回数を21に更新し歴代単独2位に。今年、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝し、22度目のグランドスラム制覇を果たしている
R・ナダル(スペイン)に1勝と迫った。
また、歴代3位はウィンブルドンで2003年から2007年までの5連覇、そして2009年と2012年、2017年の3度、合わせて8度の優勝を飾っている
R・フェデラー(スイス)で20勝を挙げている。
【ビッグ3のグランドスラム勝利数】
・ナダル 22勝全豪オープン 2勝(2009年、2022年)
全仏オープン 14勝(2005年、2006年、2007年、2008年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2017年、2018年、2019年、2020年、2022年)
ウィンブルドン 2勝(2008年、2010年)
全米オープン 4勝(2010年、2013年、2017年、2019年)
・ジョコビッチ 21勝全豪オープン 9勝(2008年、2011年、2012年、2013年、2015年、2016年、2019年、2020年、2021年)
全仏オープン 2勝(2016年、2021年)
ウィンブルドン 7勝(2011年、2014年、2015年、2018年、2019年、2021年、2022年)
全米オープン 3勝(2011年、2015年、2018年)
・フェデラー 20勝全豪オープン 6勝(2004年、2006年、2007年、2010年、2017年、2018年)
全仏オープン 1勝(2009年)
ウィンブルドン 8勝(2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2009年、2012年、2017年)
全米オープン 5勝(2004年、2005年、2006年、2007年、2008年)
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