ナダルとの決勝「最もタフ」

ルード、ナダル

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は５日、第５シードのＲ・ナダル（スペイン）と第８シードのＣ・ルード（ノルウェー）の男子シングルス決勝が行われる。四大大会初の決勝進出を果たしたルードは、ナダルとの初対戦に向けて、「最もタフな挑戦」と語った。

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ルードは準決勝で第２０シードのＭ・チリッチ（クロアチア）を3-6, 6-4, 6-2, 6-2の逆転で破り、四大大会初の決勝進出を果たした。

大会の公式サイトはルードのコメントを掲載。

「僕は間違いなく挑戦者だろうし、ラファ（ナダル）もおそらくそのプレッシャーを感じるだろう。だから、僕はこの状況を楽しむことにするよ」

「少しでもチャンスをつかみたいなら、（準決勝より）もっといいプレーをしなければならないと思っている」

「彼が２１度もグランドスラムを制したのには理由があり、そのうちの１３回がここ（全仏オープン）なんだ。彼と決勝で戦うことは、テニス界で最もタフな挑戦だけど、僕にもチャンスはある」

一方、ナダルは準決勝で第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）と対戦。第２セットの第１２ゲームでズベレフが転倒し、足首を負傷。そのまま途中棄権をしたことで、ナダルが２０２０年以来２年ぶり１４度目の優勝に王手をかけた。

ルードとナダルの対戦はこれが初顔合わせとなり、同一戦は日本時間５日２２時（現地時間５日１５時）より開始予定。