男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は12日、準決勝が行われ、第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)が第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4, 7-5のストレートで破り、決勝へ進出した。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>Next Gen21歳以下最終戦 組合せ<<カナダを牽引する22歳のシャポバロフと21歳のオジェ アリアシムがツアー大会で対戦するのは今回が6度目で、今年はオジェ アリアシムが2勝0敗としていた。
シャポバロフは第1セット、第1ゲームでブレークに成功する幸先の良いスタートを切ると、第7ゲームでもブレークに成功しゲームカウント5-2とする。ここから2ゲームを落とし、さらに5-4で迎えた2度目のサービングフォーザセットで、15-40とブレークチャンスを与えるもこれを凌いで6-4で先取する。
第2セット、シャポバロフは第4ゲームでオジェ アリアシムに先にブレークを許し1-3とされるも直後にブレークバックに成功。その後互いにキープを重ねると、第11ゲームでシャポバロフがラブゲームでオジェ アリアシムのサービスを破って6-5とし、最後はサービスキープで締め括った。試合時間は1時間58分。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには試合後のシャポバロフのコメントが掲載され、「今日は特別なテニスができて、とてもうれしい。フェリックスは素晴らしい選手だから、自分も良いプレーをしなければならないと思っていた。僕たちはお互いをよく知っている。決勝に進出できたことは、大きな意味がある」と語った。
勝利したシャポバロフは2019年に続く(昨年は開催中止)大会連覇をかけて、決勝で初顔合わせとなる世界ランク52位の
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは準決勝で第8シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を5-7, 7-6(7-5),6-4の逆転で破っての勝ち上がり。
シャポバロフは決勝について、「(ポールと)初めて対戦するなんて、クレイジーだよね」とコメント。
「僕たちはジュニア時代に一緒に育って、彼が2、3歳年上だった。僕は彼の試合の大ファンで、彼がこのような1週間を迎えることは時間の問題だったんだ。僕らはビッグショットメーカーだから、楽しくなるはずだよ」
同決勝は日本時間の14日午前0時(現地13日16時)以降に開始予定。
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