テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に第6シードとして出場している
R・フェデラー(スイス)は5日に行われた会見で、39歳という年齢や昨年経験した手術などについて語った。
>>フェデラーらウィンブルドン対戦表<<同日行われた4回戦で第23シードの
L・ソネゴ(イタリア)をストレートで破り、18度目となる同大会8強に駒を進めたフェデラー。試合後の会見では「ある程度自分の努力が報われて、このレベルで5セットマッチをプレーできるようになったことはうれしい」と喜びを語った。
8月に40歳を迎えるフェデラーは昨年、右ひざに2度メスを入れリハビリに努めてきた。今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)などを欠場し、ウィンブルドンまでに4大会に出場したのみとなっている。
「若いときは、自分自身に質問することはなかった。でも、年齢のことを考えると、あちこちに疑問符がついてしまう。自分にできることをもう1度証明しなければならない。今季これまでの試合は情報を得るために負けてもいいと思っていた。ウィンブルドンが近づいてきたときに、朝起きて問題ないと感じられるように。また5セットをプレーできるように体を整えるためにね」
「そう感じているからこそ、いまはとてもやりがいがあるしいい気分だ。あとは、自分の体力がどれだけ残っているかを確認するだけ。ストレートで勝てたことが重要なのは明らかだ。次のラウンドを楽しみにしているよ」
史上最多21度目の四大大会制覇まであと3勝に迫ったフェデラーは、準々決勝で第2シードの
D・メドベージェフと第14シードの
H・フルカチュ(ポーランド)の勝者と対戦する。同日に行われていたメドベージェフとフルカチュの一戦は、雨による悪天候のため6日へ順延となっている。
「今、僕はいくつかの良い進歩を遂げている。ボールを早く取れるようになった。もちろん、コンディションにも慣れ、ボールやコートスピードにも慣れてきた。立ち上がりやハーフボレーでより多くのポイントを取ることができるようになった。こういった小さなことの積み重ねが、1日の終わりには違いを生むんだ」
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