男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１４日、シングルス２回戦が行われ、第３シードのＲ・ナダル（スペイン）が世界ランク８７位のＦ・デルボニス（アルゼンチン）を6-1，6-2のストレートで下して復帰戦を白星で飾り、初戦突破を果たした。

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今大会はナダルにとって今年２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）以来 約２カ月ぶりの公式戦。全豪オープン以降は背中の負傷で休養していた。

２０１８年以来３年ぶり１２度目のモンテカルロ・マスターズ制覇を狙うナダルは、この日１時間２０分で予選から勝ち上がってきたデルボニスを退けた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「とても安定した試合だった。前向きな結果。彼（デルボニス）はクレーでいい選手。悪いことは何もない。やらなければいけないことができたと思っている」と振り返った。

３回戦でナダルは、第１４シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）と対戦する。ディミトロフは２回戦で世界ランク５３位のＪ・シャルディ（フランス）をストレートで下しての勝ち上がり。

両者は１５度目の顔合わせでナダルの１３勝１敗。直近は昨年２月のメキシコ・テルセル（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）準決勝で、その時はディミトロフにストレート勝ちをおさめた。

ナダルは３回戦へ向けて「これまでも僕らは素晴らしい試合をしてきた。彼（ディミトロフ）は親しい友人で、いい選手。自分はしっかり準備する必要がある。次の試合へしっかり準備できたらと願っている」と意気込んだ。

同日の２回戦では、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）や第５シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）らが勝利。第７シードのＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）は初戦の２回戦で姿を消した。

上位８シードは１回戦免除のため、２回戦からの登場。

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