国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

「ハイブリッドの昨今の事情を考えてみました」

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
-----------------------
「ハイブリッドの昨今の事情を考えてみました」

少し前の出来事になりますが、夜中の4時過ぎに、トイレに起きました。ふと、当時錦織選手が試合してるかもと思い、スマホでライブ映像をつなぎました。錦織選手のサービスでトスアップした次の瞬間、真っ暗になりました。

スマホの不具合だと思いそのまま眠りにつきました。朝のニュースで、試合会場で停電が起き、10分間プレーが中断したそうです。停電の瞬間を見てしまうとは、ツイているのかツイていないのか。錦織選手の試合は欠かさず観ていますが、以前、ハイブリッドの縦横が逆になっているのを発見したときは、興奮しました。縦4G、横ナチュラルだったのが、縦ナチュラル、横4Gだったのです。その後は、横に4Gソフトを使い、現在では、横にエレメントを使った腕に優しいハイブリッドに落ち着いています。

錦織選手、フェデラー選手を始め、ATP、WTA上位選手の使用者が多いハイブリッドストリングのメリット、デメリットについてみていきましょう。



ハイブリッドが流行り出したのが、アンドレ・アガシが縦にケブラー、横にナチュラルを張り始めた90年代に遡ります。

この当時使用していたラケットのストリングパターンが20×21というとんでもなく密で、更にフェース面積107平方インチですので、縦に1張り、横に1張り使用する贅沢なハイブリッドだったのです。

通常の16×19で有れば、縦横それぞれ6mあれば張れますので、問題はありませんが、18×20のフェース100以上でローテンションの場合、届かない場合もありますので、スタッフにご相談ください。

2000年代になり、ヘンマン(イギリスのサーブ&ボレーで活躍した選手)がVSチーム125とティモバンガー110(現在はティモ110)をハイブリッドしており、自分もヘンマンをリスペクトしていたので、真似をしてしばらくこのパターンで張っていました。

フェデラー選手もヘンマンのアドバイスでハイブリッドに移行するのですが、2002年にプロスタッフ85からプロスタッフ90に移行する際に、ナチュラル単体ではパワーが出すぎてしまい、ショートアングルが入りづらいなどの悩みがあったようです。

そこで横糸に、アルパワー(現在はアルパワーラフ)を使うようになり、縦ナチュラル横ポリエステルをフェデラーハイブリッドとかフェデラー張りと言うようになったのです。

その後、テクニファイバー以外のメーカーからハイブリッド用ストリングが発売され、一般のアマチュアも試せるようになったのです。

テクニファイバーはある理由を元にハイブリッドを提案せずに別の視点から日々ストリング開発に努めています。

その理由とは、「縦糸と横糸の材質が違うとテンション維持に差が出てしまうから」です。



ナチュラルガットはテンション維持がよく、ポリエステルはテンション維持が悪いのは周知の事実です。張りたては気持ちよく打てるのですが、段々とポリエステルが緩んでしまい、ハイブリッドとしての性能が著しく劣化してしまうのです。

さらには、そのまま使い続けるとラケットの変形にもつながってくるのです。

テクニファイバーは、ハイブリッドの効果そのもは認めていますが、一本のストリングの中身をナイロンとポリエステルで作り上げたインナーハイブリッドを発売しています。

2019年のHDMXに続き、トライアックスを発売しました。



ナイロンとポリエステルをマルチフィラメントにして束ねた作りになっています。



トライアックスを張ってみたのですが、言われないとナイロン100%のストリングだと思ってしまいます。

HDMXはポリエステル独特のパリッとした硬さがあったのですが、トライアックスはクネクネしています。

柔らかさはナイロン並で、耐久性はナイロンとポリエステルの中間です。

実際に使用してみると、ポリエステルのようなスナップバックはなく、ナイロンと同様に縦糸が横にずれても戻ることはほとんどありません。ホールド感はかなりある方なので、グリグリのトップスピンよりも、ナチュラルに回転をかけてコントロールするプレースタイルにあっているようです。マルチフィラメントのナイロンが好きだけど、耐久性が低いという方におすすめのストリングです。また、ハイブリッドで縦ナイロン、横ポリエステルをされている方は一度試してもいいかもしれません。耐久性、テンション維持は向上するでしょう。



プロの間で縦横ポリエステルでゲージを変えるハイブリッドが流行っています。

どんなメリットかあるか半信半疑ですが、自分のラケットに張って試してみました。

縦にポリツアファイアー125、横にコンフィデンシャル115を張ってみました。



なるほど、確かに縦横同じものを張るのと違いがあります。

縦と横同じ場合、同調して反発する感じですが、縦と横の反発速度が違うと食いつくような感じがします。

また、横糸が細いので、縦糸がスナップバックするときに、より抵抗が少なくなり、スピン、反発ともによくなります。

ポリポリなので、縦と横のテンション維持の度合いもほぼ同じで、ナチュラルとポリ、ナイロンとポリの場合のような、縦横の緩みの違いによるバランスの狂いや、変形の心配はなくなります。

どんな組み合わせが良いのかはまだわかりませんが、ポリポリハイブリッドの効果はあると思います。

今回は、縦にスライドが良くなるコーティングをしたポリツアーファイアー、横に多角形のコンフィデンシャルを張りましたが、多角形じゃないポリエステルだともっとスナップバックが大きくなるのかを試してみたくなりました。

次は、同じストリングの太さ違いも試してみようと思います。


■関連ニュース

・「いまさら聞けない?テニスストリングの常識、非常識」
・「適当に選んでいませんか?オーバーグリップテープでプレーが変わるかも」
・「騙されたと思って打ってみて!ラクラケはプラスが色々」

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年11月2日14時31分)

その他のニュース

4月30日

恋人が叱咤激励「黙って仕事しろ」 (22時08分)

島袋将 逆転負けで2回戦敗退 (20時33分)

42歳 引退済みも複で初戦突破 (19時33分)

19歳との差は?「決定的な場面の経験」 (15時37分)

快進撃の19歳 敗退も「長い道のり」 (14時24分)

伊藤あおい 逆転負けで8強ならず (13時28分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsイアチェンコ  (11時02分)

トップ4シード不在の4強出揃う (9時37分)

21歳フィス 快勝で初4強「調子良い」 (8時28分)

シナー 6人目快挙で初4強 (7時21分)

4月29日

史上初 予選敗退選手がWTA1000で4強 (23時09分)

ディミトロフ 全仏OPで初の予選出場 (22時05分)

島袋将、清水悠太下し初戦突破 (20時58分)

【1ポイント速報】島袋将vs清水悠太 (19時59分)

【中止】坂本怜vsカデナッソ (17時54分)

シナーら マドリッドOP8強出揃う (17時03分)

米国発の屋内型ピックルボール施設チェーン「Picklr」が日本に進出! (16時49分)

19歳ホダル 快進撃でマスターズ初8強 (15時53分)

ズベレフ 熱戦制し4年ぶり8強 (14時40分)

伊藤あおい 3大会ぶり白星で初戦突破 (13時12分)

前年王者 激闘制し生き残る (12時21分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsワトソン (11時26分)

世界1位撃破し4強、崖っぷちから逆転 (9時11分)

世界1位 まさかの準々決勝敗退 (8時14分)

4月28日

全仏OP予選 日本勢9名が出場へ (23時09分)

シナー 快勝で2年ぶり2度目の8強 (22時01分)

坂本怜 フルセットの激闘制し本戦入り (19時53分)

ウイルソンが国内2店舗目の直営店を「アーバンドック ららぽーと豊洲」にオープン (18時32分)

メドベージェフ 19歳新星に完勝し16強 (17時22分)

【1ポイント速報】坂本怜vsセガーマン (17時04分)

BIG4に次ぐ歴代5位の勝利数で16強 (16時09分)

自コートにボール打ちポイント獲得! (11時12分)

世界5位撃破「かなり自信あった」 (10時10分)

波乱 世界2位 予選敗退の選手に敗れる (9時11分)

大坂なおみ 女王に惜敗「僅差だった」 (8時07分)

【動画】21歳フィスが快勝でマドリッドOP4強入り (0時00分)

【動画】史上6人目の快挙!シナーがストレート勝ちで4強入り (0時00分)

4月27日

世界1位が大坂なおみを絶賛 (23時39分)

大坂なおみ 世界1位に惜敗で8強ならず (22時30分)

坂本怜 ストレート勝ちで本戦入り王手 (22時25分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサバレンカ (20時15分)

テニス版・異業種交流会が始動 業界の枠を超えてつながる新たな試み (20時13分)

疑惑判定に怒り「ポイント盗まれた」 (15時52分)

元世界3位らチャレンジャー大会出場へ (14時33分)

世界3位 コートで嘔吐も執念の逆転勝ち (13時32分)

メド 今季クレー初白星で初戦突破 (11時28分)

坂本怜ら06年生まれは「レベル高い」 (10時32分)

ナダルらに次ぐ最年少記録で初16強 (9時26分)

シナー完勝 歴代4位の記録で16強 (8時13分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!