高校3年生のテニスプレーヤーに「3年間の集大成となる大会を提供したい」との想いから実現した「全国高3テニスチャレンジトーナメント(後援:文部科学省スポーツ庁)」は19日に沖縄大会(沖縄県沖縄市/沖縄県総合運動公園/砂入り人工芝)が行われ、全国大会へ出場する男女4名が決定した。
沖縄大会から全国大会への出場枠は男女の優勝、準優勝の各2名。男子は1セットマッチによるトーナメント戦、女子は出場選手2名による3セットマッチの順位決定戦を実施。
男子決勝は奥村龍太郎(沖縄尚学高)が新垣勇斗(沖縄尚学高)に7-6(8-6)の熱戦の末に勝利し、女子は松本祐華(沖縄尚学高)が山本未来(沖縄尚学高)を6-0, 6-1で下して優勝を飾った。
【男子結果】
優勝:奥村龍太郎(沖縄尚学高)
準優勝:新垣勇斗(沖縄尚学高)
3位:神里誓大(興南高)
4位:宮城武人(首里高)
>男子ドロー/結果はこちら<(左から)神里誓大、宮城武人
【女子結果】
優勝:松本祐華(沖縄尚学高)
準優勝:山本未来(沖縄尚学高)
表彰式
男女の優勝、準優勝の計4選手は、11月7日・8日に
清水善造メモリアルテニスコート(群馬県高崎市/ハードコート)で行われる全国大会へ出場する。全国大会に向けた各選手のコメントは以下の通り。
男子優勝:奥村龍太郎
「今日は暑いなかで最後まで頑張って優勝することができて良かったです。全国大会は、(今年)全国選抜やインターハイが無くなったなかでの全国の舞台なので、全力を出し切って上位進出を目指して頑張りたいです」
男子準優勝:新垣勇斗
「今日は(決勝で)マッチポイントがあったなかで負けたので、その悔しさを全国でぶつけられるように、これからも練習を頑張っていきたいです」
女子優勝:松本祐華
「全国で勝てるように、練習をこれから頑張ります」
女子準優勝:山本未来
「高校最後の大会なので、悔いが残らないように頑張りたいと思います」
出場選手の想いが綴られた横断幕
全国高3テニスチャレンジトーナメントは10会場で行われる地方大会のうち5大会が閉幕し、次戦は9月21日に関東大会(千葉県長生郡/アポロコーストテニスクラブ/砂入り人工芝)が行われる。
各大会の日程、会場は以下の通り
■北海道大会 9月6日:手稲稲積公園
■東北大会9月12日:アリーナまつお
■関東大会 9月21日:アポロコーストテニスクラブ
■北信越大会 9月26日:大原運動公園
■東海大会10月3日:岐阜メモリアルセンター
■関西大会 9月5日:マリンテニスパーク北村
■中国大会 9月12日:福山市竹ケ端運動公園庭球場
■四国大会10月3日:愛媛県総合運動公園
■九州大会10月3日:海の中道マリーナ&テニス
■沖縄大会 9月 19日:沖縄総合運動公園
■全国大会11月7日8日:清水善造メモリアルテニスコート
※北海道を除く地方大会は翌日が予備日
各大会は、新型コロナウイルスの感染症対策として、ダイヤモンドプリンセス号の除染消毒を行った世界最高峰のコロナ除染技術をもつ「一般社団法人 日本特殊清掃隊」の監修のもと、試合会場の除染消毒および出場選手・運営スタッフへの感染対策指導を実施するほか、全会場とも保護者、選手関係者を含む無観客(報道メディア、大学スカウトは除く)にて開催される。
>最新情報:大会公式Twitter<>大会公式サイトはこちら<
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