男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は28日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
G・モンフィス(フランス)を2-6, 7-6 (10-8), 6-1の大逆転で下して辛くも決勝進出を果たし、2013年以来7年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。
この日ジョコビッチはモンフィスに3本のマッチポイントを握られるもピンチをしのぎ、2時間35分の死闘を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「崖っぷちにいるようなものだった。最善を祈り『きっと大丈夫』と信じていた。何か助けてくれるものがあると信じていた」と振り返った。
「状況を受け止め、できる限りのことをやるだけだった。彼(モンフィス)はファイナルセットの第3ゲームでけがを負ってしまったから、評価するのは難しい。それまでの彼のプレーとは、ほど遠いものだった」
決勝では、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。前週のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)で優勝しているチチパスは、準決勝で世界ランク37位の
D・エヴァンス(イギリス)をストレートで破って2年連続の決勝進出を決めている。
ジョコビッチは「彼(チチパス)は先週(マルセイユ)の優勝から、ほぼ毎日試合をしている。それは本当にすごいこと。簡単なことではない。自分もしっかり回復させたい。なぜなら、今夜の試合以上にいいスタートを切る必要があるから。タイトルを獲得できたらと願っている」と意気込んだ。
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