女子テニスのパレルモ・レディース・オープン（イタリア/パレルモ、レッドクレー、インターナショナル）は２５日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＫ・ベルテンス（オランダ）が世界ランク１０３位のA・クルニッツ（セルビア）を6-3, 6-1のストレートで下し、大会初のベスト８進出を果たした。

この日４本のサービスエースを決めた世界ランク５位のベルテンスは、ファーストサービスが入った時に６８パーセントの確率でポイントを獲得。クルニッツのサービスゲームを５度破り１時間１８分で８強入りを決めた。

女子プロテニス協会WTAの公式サイトには、ベルテンスのコメントが掲載されている。

「クルニッツとの試合は、いつも大変。彼女（クルニッツ）はたくさんのことができるすごい才能の持ち主。スライスを浅く打ったりできる。私もそれが得意だから、互いに面白くいいラリーができた」

「この大会はいい選手がそろっていて、私にとってもタフなもの。グランドスラムであろうとなかろうとどの試合も大変だし、ベストなプレーをするために１００パーセントを出し切らなければならない」

準々決勝では、世界ランク１４２位のＪ・パオリーニ（イタリア）（イタリア）とベスト４進出をかけて対戦する。パオリーニは２回戦で同１００位のＩ・Ｃ・ベグ（ルーマニア）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日の２回戦では、世界ランク１１９位のＰ・バドサ（スペイン）（スペイン）、同１３０位のＡ・ルス（オランダ）が８強へ駒を進めた。

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