高校日本一の座を決めるインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技6日目の7日、松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で女子シングルス準決勝が行われ、第1シードの)松田美咲(埼玉/浦和学院)が下地奈緒(沖縄/沖縄尚学)を4-6, 7-6 (7-3), 6-1の逆転で下し、インターハイ初の決勝進出を果たした。
>>インターハイ対戦表<<38度を超える炎天下の中で行われたこの試合、タイブレークまでもつれた第2セットを取った松田は勢いに乗って下地を圧倒し、勝利した。
現在3年生の松田は、昨年の全国選抜高校テニス大会で準優勝。昨年の全国高等学校総合体育大会では3位に入った。その他では、全日本ジュニアベスト4などの実績を持っている。
決勝では細木咲良(島根/開星)と末野聡子(兵庫/芦屋学園)の勝者と対戦する。
一方、敗れた下地は女子団体戦で出場した試合全てで勝利する活躍でチームを準優勝へと導いていた。
下地奈緒(沖縄/沖縄尚学)
個人戦シングルスは128名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。1-4回戦までは8ゲームズプロセットで行われていたが、準々決勝からは3セットマッチで行われる。
2日から4日にかけて行われた団体戦では、男子は相生学院が4年ぶりの優勝。女子は野田学園が春夏連覇を達成した。
■関連ニュース■
・松田美咲 苦しい初戦に・野口 莉央、 横尾下し決勝へ・相生学院の大島 IH3冠ならず