男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会6日目の9日、シングルス準決勝が行われ、世界ジュニアランク2位で17歳の
綿貫陽介が第4シードの
吉備雄也を6-1, 3-6, 6-4のフルセットで下して決勝進出を果たすと同時に、2週連続の優勝に王手をかけた。
この試合、第1セットを先取した綿貫は、第2セットで2度のブレークを許してセットカウント1-1に。ファイナルセットでも一進一退の攻防となるが、第10ゲームでブレークに成功した綿貫が2時間6分で決勝進出を決めた。
決勝では、第3シードの
越智真と対戦する。19歳の越智は、準決勝で第7シードの
片山翔をストレートで下しての勝ち上がり。
17歳の綿貫は、前週の筑波大学MEIKEIオープンテニスで予選を勝ち抜き、決勝では
今井慎太郎を逆転で下して優勝。
今大会は1回戦で豊野潤也、2回戦で第2シードの
竹内研人、準々決勝で
高橋悠介を下して勝ち上がり。
今シーズンは、1月の全豪オープン・ジュニアでベスト8進出。3月のポルト・アレグレ国際ジュニアでは優勝を飾るなど好成績を残しており、現在の世界ジュニアランクを2位としている。


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