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男子テニスのシニアツアーであるスタットオイル・マスターズ・テニスはレジェンド部門の決勝戦が行われ、伝説に残る名プレーヤーのＪ・マッケンロー（アメリカ）とＭ・ビランデル（スウェーデン）が対戦し、6-1, 6-2のストレートでマッケンローが勝利、見事優勝を飾った。

今大会はＡグループ・Ｂグループの２つに分かれ、各グループの１位通過者が決勝へ進出する仕組み。

優勝したマッケンローは、左利きからのサーブ＆ボレーを武器に現役時代では世界ランキング１位を記録し、ウィンブルドンで３度、全米オープンで４度のグランドスラム優勝を飾っている。また、試合中に審判の判定に納得しない時にクレームをつけて暴言を吐き、ラケットを投げつけることから「悪童」と呼ばれるも、その人間性が溢れる性格に対し世界中にマッケンローのファンがいる。

敗れたビランデルはシングルスで全豪オープン、全仏オープン、全米オープンで優勝を果たし、自己最高の世界ランクは１位だった。さらにダブルスではウィンブルドンで優勝を飾っていた。また、８０年代から両手打ちのバックハンドを披露し、多くのテニスファンを魅了してきた名プレーヤーの１人。

このレジェンド部門にはＧ・フォルジェ（フランス）、Ｊ・ベーツ、Ｈ・ルコント（フランス）、Ｐ・キャッシュ（オーストラリア）なども出場していた。

大会結果は以下の通り。

【レジェンド部門Ａグループ】
Ｊ・マッケンロー　２勝０敗
Ｇ・フォルジェ　１勝１敗
Ｊ・ベーツ　０勝２敗

【レジェンド部門Ｂグループ】
Ｍ・ビランデル　２勝０敗
Ｈ・ルコント　１勝１敗
Ｐ・キャッシュ　０勝２敗