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トップシードのアザレンカがベスト8進出◇ポルシェ・テニス・グランプリ

女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルド、賞金総額74万ドル、クレー)は26日、シングルス2回戦6試合が行われ、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がA・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦、6-2, 4-4とリードした場面でペトコビッチが棄権したため、アザレンカのベスト8進出となった。

世界ランク12位のペトコビッチは今年1月に腰を負傷しており、先週末に行われたフェドカップで復帰、この日の試合が復帰後3試合目だったが、試合中に右足首を捻ってしまうと、その時点で試合の続行を断念。最後は助けを借りながらコートを去ることとなった。

第1セットではアザレンカに3度のブレークを許していたペトコビッチは、第2セットでもゲームカウント2-4と劣勢に立たされていたが、ブレークバックに成功し4-4に追いついた直後にアクシデントが起きてしまった。

「捻ったとたんに、足首が腫れ上がってきました。」とペトコビッチ。「今はどのくらい悪いのか分かりませんが、靭帯の検査を受けるつもりです。今はアイシングをして、明日にでも精密検査を受けます。自分のリズムに乗り始めたときに足首を捻ってしまいました。アンラッキーでしたが、再び戻ってきます。」

一方、今季のクレー初戦を思わぬ形での勝利で終えたアザレンカは「アンドレアには気の毒でした。すぐに彼女がコートに戻ってくることを祈っています。クレーコートでは最初の試合でしたので、完璧なプレーは期待していませんでした。自分のリズムを掴むことを優先していました。良いラリーもありましたし、良いポイントもあったことは満足しています。」と、ペトコビッチへの気遣いを示すとともに、自らのプレーを評価した。

第3シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)は、2010年の全仏女王であるF・スキアボーネ(イタリア)に6-2, 6-2のストレートで快勝、わずか59分でベスト8入りを決めている。

先週のフェドカップではスキアボーネと接戦を演じていたクヴィトバであったが、この日は各セットとも最後の5ゲームを連取する猛攻を見せ、一気にスキアボーネを突き放した。

「今日の自分のサーブには驚いています。サーブが最高に良い1日でした。」とクヴィトバ。「私は球足の速いコートの方が好きですが、ここはホームのように感じます。サーフェスは全仏オープンと似ていますし、ほかのクレーコートと比べ、攻撃的な選手を有利にしてくれます。」

昨年のクレーシーズンではマドリードでタイトルを獲得し、その年の全仏オープンでも優勝候補の一角とみられていたが、4回戦でN・リー(中国)に敗れていた。

昨年の全仏オープンでアジア人として初となるグランドスラム制覇を果たした第8シードのリーは、A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)に6-4, 6-4のストレートで勝利、ベスト8進出を決めている。

今大会の第5シードで、2010年の全仏オープンで決勝に進出していたS・ストザー(オーストラリア)は、地元勢のJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-2, 2-6, 6-3で破り、準々決勝に進出している。昨年の今大会準決勝でも対戦していた両者。その時はジョルジュがストザーを下し、その勢いでタイトルを獲得していた。

これまでの対戦でジョルジュに2連敗を喫していたストザーは、第2セットを失ったものの、第3セットで決定的なブレークを奪い、1時間40分で昨年のリベンジに成功している。

「私たち両方にとってタフなドローでしたが、勝ち進めて満足しています。」とストザー。「これまでに勝ったことのない選手達が多くいますが、次の対戦では何か変化を起こせる、勝てると信じなければいけません。初めて彼女と対戦した時はストレートで負け、ここで2度目を行ったときはフルセットでした。」

この他の試合はシード勢が敗れる波乱となっており、A・クルベール(ドイツ)が元女王で第6シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)に6-1, 6-2で勝利したほか、M・バーテル(ドイツ)が第7シードのM・バルトリ(フランス)に6-3, 6-1で勝利している。

今大会の優勝賞金は11万5000ドル。

(2012年4月27日12時53分)

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