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女子テニスツアーのパタヤ女子オープン(タイ/パタヤ、賞金総額22万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第4シードのM・キリレンコ(ロシア)が第7シードのS・シルステア(ルーマニア)を6-2, 5-7, 6-4で振り切り、決勝に駒を進めた。
準決勝の第1セット、キリレンコは2-2からシルステアのサービスブレークに成功、3-2とリードすると、そのリードを生かして同セットを6-2で先取する。最後はキリレンコのサービスエースがシルステアのコートに突き刺さった。
第2セットに入るとシルステアが次第に調子を上げて一時は4-2とリードを重ねる。しかしキリレンコも意地をみせて逆転に成功し、5-4とする。
しかしシルステアは第10ゲームでブレークに成功して5-5のタイに持ち込むと、第11ゲームでしっかりキープし6-5と再びリードする。
第12ゲームではプレッシャーのかかったキリレンコがまずダブルフォルトを犯すと、セットポイントではフォアハンドが長くなり、そのままシルステアが第2セットを7-5で奪い返した。
天王山の第3セットではキリレンコが先にサービスブレークに成功、結局はそのリードを生かして6-4で逃げ切り、試合に終止符を打った。
26歳になったキリレンコはツアー6勝目、また2008年以来久しぶりの優勝を目指して決勝戦で第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。ハンチュコバは準決勝で予選から勝ち上がっていた謝淑薇(台湾)を6-4, 6-1で圧倒しての勝ち上がり。
今大会には日本勢として森田あゆみ(日本)、クルム伊達公子(日本)、土居美咲(日本)、瀬間詠里花(日本)の4人が出場していたが、森田と瀬間は1回戦で、クルム伊達と土居は2回戦で敗退し、上位進出を逃している。
またダブルスではクルム伊達/A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)組が第3シードとして準決勝まで勝ち進んでいたが、準決勝で第1シードのS・ミルザ(インド)/An・ロディオノワ(オーストラリア)組に4-6, 4-6のストレートで敗れ、涙を呑んでいる。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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