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好調の森田が快勝でベスト8進出◇マレーシア・オープン

女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額22万ドル、ハード)は大会3日目の2日、シングルス2回戦4試合が行われ、今季好調を維持している第6シードの森田あゆみ(日本)がS・チャン(中国)を6-0, 6-4のストレートで下し、順当にベスト8進出を決めた。

第1セットで森田は自身のサービスゲームでは85%の確率でポイントを獲得しチャンに1度もブレークポイントさえ握らせず、逆にチャンのサービスゲーム3度全てをブレークし、1ゲームも与えない完璧なプレーを披露した。

続く第2セットでは、徐々に調子を上げたチャンはこの試合初めて森田からブレークを奪うものの森田も2度のブレークに成功し、わずか69分でチャンを一蹴。今季最初のグランドスラムである全豪オープンでは3回戦進出を果たし、先月のドバイ大会では予選を勝ち上がり3回戦まで勝ち進んだ好調を維持して、今季初めての8強入りに成功した。

日本期待の若手、奈良くるみ(日本)も2回戦に登場し、1回戦で第1シードのF・スキアボーネ(イタリア)を下す金星を上げたJ・ドキッチ(オーストラリア)と対戦したが、6-3, 6-7 (6-8), 2-6の逆転で敗れ、惜しくも準々決勝進出とは行かなかった。

第1セットでは試合の主導権を握って先取した奈良だったが、第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークされるも続く第2ゲームですかさずブレークバックに成功。その後もブレークを奪い6-5とリードしサービング・フォー・マッチを迎える。しかしそこでもブレークを許すブレーク合戦となりそのセットはタイブレークへ。

そのタイブレークを接戦の末落とした奈良は、勝敗を決める第3セットでは流れが一気にドキッチへと移り、ドキッチのサーブを2度ブレークするものの、自身のサービスゲームでは1度もキープができず、2時間18分の接戦の末に敗退。WTAツアーで初の8強入りを目前で逃した。

ドキッチは「彼女(奈良)とは初対戦で、どんなプレーをするかどう戦うか全く分からなかった。どんなボールも返球して来たし、第3セットまでほとんどミスをしなかった。第2セットが取れれば勝てるチャンスがあると感じていた。だから諦めずに戦い続けて、それが功を奏した。」と試合を振り返った。

その他、第8シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)が主催者推薦のU・ラドワンスカ(ポーランド)を1-6, 7-5, 6-4の逆転で、1回戦で第7シードのクルム伊達公子(日本)を下した予選勝者のA・クレマー(ルクセンブルグ)がN・ラチーワカーン(タイ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで退け8強へ名を連ねた。

ヨバノフスキは「今日はとても暑くて、それほど暑くなかったドーハから移動して来て、この暑さに慣れる時間があまりなかった。長い試合を制することができて嬉しかった。次の試合までに疲労を回復させて、サーブの調子を上げられるようにしたい。」と、厳しい状況での試合ながらも勝利を上げた喜びを語っていた。

2007年4月以来となる8強入りに成功したクレマーは予選3試合を勝ち上がっての本戦入りだった。「今日の試合は予選を通して5試合目で、本当に疲れを感じている。予選自体も厳しかった。明日は試合がないのでゆっくり休んで準々決勝に備えたい。」と現在の心境を語った。

森田は第4シードのJ・グロス(オーストラリア)と土居美咲(日本)の勝者と、ドキッチはヨバノフスキと、クレマーは第3シードで前年度覇者のA・クレイバノワ(ロシア)とM・クライチェック(オランダ)の勝者とそれぞれ準々決勝を行う。

またこの日行われたダブルス1回戦では、C・チャン(台湾)と組んだ青山修子(日本)は第1シードのクライチェック/T・マレック(ドイツ)組を6-3, 6-4のストレートで下す金星を上げて見事ベスト8進出を決めた。準々決勝ではE・ボヴィナ(ロシア)/N・ブラチコワ(ロシア)組と対戦する。

今大会の優勝賞金はシングルスが3万7000ドル、ダブルスが1万1000ドル。

(2011年3月3日10時24分)

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