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女子テニスツアーのクレムリン・カップ(モスクワ/ロシア、賞金総額134万ドル、ハード)は日曜日に決勝を行い、第1シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が、第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-2, 6-4のストレートで下し、見事優勝を飾った。試合時間は81分で、ヤンコビッチは優勝賞金19万6900ドルを獲得した。
ヤンコビッチは先々週(北京)、先週(シュトゥットガルド)の大会でも優勝しており、これで3大会連続優勝を記録した。3大会連続優勝は2005年にN・バイディソバ(チェコ共和国)が記録して以来のこと。
今週のヤンコビッチは苦戦続きで、初戦でフルセットの試合を強いられると、準々決勝のF・ペネッタ(イタリア)戦ではストレート勝ちしたものの、第1、2セットともに1-3の劣勢からの逆転だった。また準決勝では第3シードのE・デメンティエワ(ロシア)に対し、0-6, 6-1, 6-0のスコアで大逆転を演じた。
試合後、ヤンコビッチは「今週の対戦相手は全員タフな選手ばかりだった。毎試合、全力のプレーを強いられたわ。」と話した。「3大会連続で優勝できてうれしい。ただベストを尽くそうとしたの。今年は世界1位のままシーズンを終えられそうでうれしい。」
ヤンコビッチは全仏の前哨戦であるローマの大会でも優勝しており、今回の優勝で今季は4勝目、通算ツアー9勝目をマークした。準優勝は2度あり、マイアミの大会と全米オープンの決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れている。
一方、敗れたズヴォナレーワは、5月のプラハの大会、9月の広州の大会で優勝しており、今季3勝目を狙っていた。ズヴォナレーワは今季好調を維持しており、ホバート、ドーハ、チャールストンの大会では準優勝を飾っている。
これでヤンコビッチとズヴォナレーワの対戦成績は、ヤンコビッチの6勝3敗となった。両者は先々週の北京の大会の準決勝、先週のシュトゥットガルドの大会の準々決勝でも対戦しており、いずれも優勝したヤンコビッチが勝っていた。
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