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(ルクセンブルグ、ルクセンブルグ)
フォルティス選手権(賞金総額60万ドル、ティア2、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)が第5シードのM・バルトリ(フランス)を6-2, 6-2のスコアで一蹴し、見事決勝進出を決めた。
世界ランク10位のハンチュコバは今季最後の四大大会である全米オープンでJ・バクレンコ(ウクライナ)に1回戦負けを喫していたが、その後はバリの大会で決勝に進出すると、コルカタの大会でもベスト4に進むなど好調を維持している。
準決勝では安定したサービスゲームを展開、第1サーブの入った39本のうち27ポイントを獲得、エースは10本に及んだ。また各セットで3本ずつのブレークポイントを握り、試合時間75分でバルトリを退けた。24歳のハンチュコバは決勝で今季2勝目、ツアー3勝目を狙う。
バルトリは金曜日の準々決勝で第1シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を下しての準決勝進出だっただけに、残念な敗退となった。バルトリのツアー準決勝進出は、7月のウィンブルドンで決勝に進出して以来だった。
ハンチュコバの決勝の相手は第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)で、準決勝ではノーシードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-4, 6-2の試合時間66分で下した。19歳のイバノビッチはツアー5勝目、今季は3勝目を狙う。
11月にスペインで開催される、シングルス上位8人のみが出場できるツアー最終戦の切符を既に確保している世界ランク6位のイバノビッチは、今季全豪とチャールストンの大会で敗れた23歳のズヴォナレーワに雪辱を果たした。
今大会の優勝賞金は8万8,265ドル。
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