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全仏オープン6日目◇シャラポワ、ヴィーナス快勝で4回戦へ

(フランス、パリ)

全仏オープン6日目、女子ではシングルス3回戦と、木曜に雨で順延となっていた同2回戦などが行われた。

3回戦に登場した第4シードのM・シャラポワ(ロシア)は足の怪我が完治してはいない中、A・モリック(オーストラリア)を6-0, 7-5のストレートで下して4回戦進出を決めた。
「1回戦の時よりは足の状態もよくなっているけど、かかとをテープでぐるぐる巻きにしてプレーするのは変な気分だわ。でもそれにもなんとか慣れてきて、完全とはいかないけど、確実にベターなプレーができて来ている。」と、シャラポワは苦しい状況にも、持ち前の実力と闘志で立ち向かっている。
シャラポワは、次に同胞のD・サフィーナ(ロシア)と顔を合わせる。サフィーナとは2勝1敗で、以前はベルリンのクレーでも勝っている。しかし、直前のローマでも準決勝を果たすなど絶好調なサフィーナだけに、「彼女は今自信に溢れているから、簡単にはいかないわね。」と、シャラポワも気を引き締めていた。なお、サフィーナはK・シュレボトニック(スロベニア)を6-3, 6-4のストレートで下している。

第11シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)も順当な勝ち上がりで、K・シュプレム(クロアチア)を7-5, 6-3で下した。
シュプレムには2年前のウィンブルドンで敗れるという苦い想い出があり、この日も出だしはサーブが決まらず守勢に回った感のあるヴィーナスだが、「彼女はどう出てくるか読みにくい選手。でも私は試合を支配しているいい感触があった。」と、精神的な優勢は常に保った。
故障のため、今大会前は今季わずか3大会しか出場していないウィリアムズであるが、今大会は調子もよいと自分でも感じており、上位進出を狙っている。「私が最後のピークに差し掛かっているかどうかは置いといて、まだまだ私は一戦一戦何をすべきかってのが分かっているの。」と自信を見せる。次は第7シードのP・シュニーダー(スイス)と対戦する。シュニーダーはJ・バクレンコ(ウクライナ)に苦しんだものの、2-6, 7-5, 6-0で振り切った。

第1シードで地元期待のA・モレスモ(フランス)J・ヤンコビッチ(セルビア)を6-3, 6-3で退けて4回戦進出を決めた。モレスモは次の対戦で第16シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)と対戦する。バイディソバはA・レザイ(フランス)を6-1, 6-7 (8-6), 6-0で下しての勝ち上がり。

その他、第8シードのS・クズネツォワ(ロシア)N・リー(中国)を6-3, 7-6 (7-4)で下している。リーはミスを重ね、最終的には55本のエラーを記録した。
クズネツォワの次の対戦相手はF・スキアボーネ(イタリア)。スキアボーネは同胞のF・ペネッタ(イタリア)を4-6, 6-1, 9-7で振り切っての勝ち上がり。

木曜日に行われる予定で雨のため順延となっていた2回戦では、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)と第12シードのM・ヒンギス(スイス)がいずれも圧勝で3回戦進出を決めた。

クレイステルスはわずか55分という圧倒的な強さでC・マルティネス(スペイン)=グラナドスを6-0, 6-3のストレートで下した。今大会で過去2度準優勝しているクレイステルスは、3回戦でA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)と対戦。A・メディーナ=ガリゲスはK・カネピ(エストニア)を6-3, 4-6, 6-0で振り切っている。

ローマの大会で4年以上ぶりに優勝し波に乗るヒンギスは、Z・オンドラスコバ(チェコ共和国)に6-1, 6-3で圧勝した。足首の故障による引退で2001年以来の出場となっている今大会で、ヒンギスはこれまで2試合こなしているが、わずか8ゲームしか落としていない。
ヒンギスは、「今は本当に物の見方が変わったわ。」と語った。「ここでもう一度プレーすることができてとても嬉しいの。だってここ何年かはずっと観客かコメンテーターをやっていたんですもの。」
過去3度準決勝に進んでいるヒンギスは、次の対戦でI・リスヤック(クロアチア)と対戦。リスヤックは鄭潔(中国)を6-4, 6-4で退けている。

他の2回戦では、第6シードのE・デメンティエワ(ロシア)V・クツゾワ(ウクライナ)に大苦戦したものの、3-6, 6-0, 6-4で下した。A・グローネフェルド(ドイツ)J・ジャクソン(アメリカ)に苦戦したものの、6-7 (10-8), 6-2, 6-1で退けている。

(2006年6月3日10時22分)
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