松岡隼がV 20歳で1000万円獲得

テニスの湘南美容クリニックPresents「SBCドリームテニスツアー2025ファイナル」（兵庫/ブルボンビーンズドーム、室内ハード）は２１日、男子シングルス決勝が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場した松岡隼が第３シードの白石光を4-2, 4-2のストレートで下し、優勝を飾った。

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２０２２年に第１回が開催された同大会。１,０００万円というファイナルの高額な優勝賞金も含め注目を集めている。

試合形式は２ショートセット（3-3タイブレーク）で、ファイナルセットは１０ポイントマッチタイブレーク（ノーアドバンテージ）で行われる。

２０日に３名ずつ４グループの予選ラウンドロビンが行われ、各グループの１位と２位が２１日の決勝トーナメントに進出した。

ワイルドカードでの出場となった２０歳の松岡は、前日に行われた予選ラウンドロビンBグループを１勝１敗の２位で通過。この日行われた準々決勝では熊坂拓哉、準決勝では綿貫陽介を下し決勝に駒を進めた。

２５歳の白石との顔合わせとなった決勝戦、松岡はパワーを少し抑えてラリーを展開。甘くなったボールを見逃さず、強力な回り込みのフォアハンドを決めるなどしてポイントを重ね、２度のブレークを果たし優勝を飾った。

試合後、松岡はこのように語った。

「優勝賞金１,０００万円取ることができて、とにかく嬉しいです。この１,０００万は、全てテニスのための自己投資に使います。将来この何倍、何十倍も賞金を稼げる選手になれるように頑張りたいと思います。来年も飛躍の年になるように精一杯努力しますので応援よろしくお願い致します」

なお、準優勝の白石には１００万円が贈られた。

【男子シングルス 順位と賞金】

優勝　松岡隼　賞金１,０００万円
準優勝　白石光　賞金１００万円
３位　綿貫陽介、高橋悠介　賞金３０万円