杉山愛監督「厳しい戦いだった」

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杉山愛監督(2024年)
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女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナル(中国/深セン、ハード)は18日、準々決勝の「日本vsイギリス」が行われ、世界ランク92位の内島萌夏は同55位のK・ボールター(イギリス)に2-6, 1-6のストレートで敗れた。この結果、日本はイギリスに0勝2敗で敗れ準々決勝敗退となり、ベスト4進出とはならなかった。試合後の会見で杉山愛監督は「厳しい戦いでした」と語った。

>>【動画】日本 イギリスに完敗… 内島萌夏 最後までボール追うも敗れる<<

4月に行われたファイナル予選を勝ち抜いた日本は準々決勝で第2シードの強豪イギリスと対戦。

第1試合のシングルスでは、世界ランク164位の柴原瑛菜が同82位のS・カルタル(イギリス)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、日本は0勝1敗となり崖っぷちに立たされた。

後がなくなった日本は第2試合に内島が登場し、ボールターと対戦。この試合で5度のブレークを許した内島は、リターンゲームでは1度もブレークを奪えずに力尽きた。

この結果、日本は0勝2敗でイギリスに敗れ準々決勝敗退となり、ベスト4進出とはならなかった。

試合後の会見に登場した杉山監督は「厳しい戦いでした」と振り返った。

「私たちにとっては厳しい戦いでした。イギリスは本当にいいプレーをしていました。でも、ここに来られたことは嬉しく思っています。また来年挑戦したいです」

「イギリスが強敵になることは分かっていました。今日は私たちの日ではありませんでした。カルタル選手もボールター選手も素晴らしいプレーをしていました。本当に称賛したいです。全体的には、ここに来られて良かったと思います。トップ8に入ることができて、2年連続で準々決勝に進めたのは悪くない成果です。来年に向けて、今日の試合で分かった改善点に取り組んで、さらに上を目指したいです」

勝利したイギリスは準決勝で第3シードのアメリカと対戦する。アメリカは準々決勝でカザフスタンを2勝1敗で下しての勝ち上がり。

【組合せ】
第1試合
柴原瑛菜 3-6, 6-7 (4-7) S・カルタル

第2試合
内島萌夏 2-6, 1-6 K・ボールター

第3試合
青山修子/ 穂積絵莉 中止 F・ジョーンズ(イギリス)/ J・バレージ(イギリス)

【日本代表メンバー】
内島萌夏
柴原瑛菜
日比野菜緒
穂積絵莉
青山修子

監督:杉山愛

【イギリス代表メンバー】
K・ボールター
S・カルタル
J・バレージ
F・ジョーンズ

監督:A・ケタボング(イギリス)

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(2025年9月19日7時50分)
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