12日に女子テニスの日本代表監督を務める杉山愛が会見を開き、4月11日から13日にかけて有明コロシアムで開催される国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナル(スペイン/マラガ、室内ハード)に臨む日本代表を発表。会見で杉山監督は今回メンバーから外れた世界ランク56位の大坂なおみとのやり取りについて言及し、大坂から「負傷した腹筋への不安から自信を持って臨める状態ではない」と伝えられたと明かした。
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27歳の大坂は今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で決勝進出を果たすも、決勝では腹筋を痛め途中棄権し準優勝となった。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2試合に勝利し3回戦に進出。しかし、3回戦のB・ベンチッチ(スイス)戦では負傷が再発し、第1セット終了後に無念の棄権となった。
その後、大坂は2月の大会出場を見送り回復に専念。約1ヵ月半ぶりのツアー大会復帰戦となったBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では1回戦で世界ランク53位のC・オソリオ(コロンビア)にストレートで敗れ初戦敗退を喫した。
そしてこの日、杉山愛監督が会見を開きファイナル予選に臨む日本代表のメンバーを発表。内島萌夏、伊藤あおい、柴原瑛菜、青山修子、穂積絵莉の5選手を代表に選出した。
会見で杉山監督は5選手の選考理由について「世界ランキングに基づいて交渉した」としつつ「ハーモニーをすごく大事にしているので、チーム一丸となって戦えるメンバーを選出しました」と語った。
さらに杉山監督は大坂とのやり取りについても言及。大坂から「スケジュールの問題と、負傷した腹筋への不安から自信を持って臨める状態ではない」との理由で代表を辞退する旨を伝えられたと明かした。
2025年のファイナル予選は3ヵ国による6グループ(計18ヵ国)でラウンドロビン(総当たり戦)を実施。それぞれの対戦は、シングルス2試合とダブルス1試合で争われ、グループで1位となった国が11月に予定されているファイナルに進出できる。
4月のファイナル予選は、各グループで1ヵ国がホストとなり試合をホームで行えるなか、日本はグループAのホストに。カナダ・ルーマニアと対戦して1位突破を目指すこととなった。
ファイナル予選の対戦日程は以下の通り。
4月11日(金):13時~ カナダ vs ルーマニア
4月12日(土):13時~ 日本 vs ルーマニア
4月13日(日):11時~ 日本 vs カナダ
11月のファイナルは、予選でグループ1位になった6ヵ国と2024年優勝のイタリア、そしてファイナルのホスト国である中国の計8ヵ国のトーナメントで争われる。
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