10月16日から20日に第一生命相娯園テニスコートで男女シングルスの優勝者には2025年の全仏オープンジュニア・本戦ワイルドカードが授与される「ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー」のアジアシリーズが日本で初開催される。
今大会には2025年の本大会出場時点で17歳以下の選手が出場する。トーナメント・アンバサダーには錦織圭が就任し、全仏オープンジュニアを目指す子どもたちのチャンスと経験の場をサポート。大会初日の16日にはジュニア選手へのアドバイスも行う。
また、プルマン東京田町ホテルにて、錦織とスペシャルゲストの松岡修造氏を迎え、オープニング・セレモニーを開催する。
今大会はフランステニス連盟(FFT)が、アジアテニス連盟(ATF)と日本テニス協会(JTA)と協力して開催される。開催国であるJTAは「日本でローランギャロス(全仏オープン)を開催することは、日本のみならずアジアのジュニア選手の育成や強化の観点で意義深いことと感じております。会場である第一生命相娯園テニスコートは屋外型レッドクレーコートのため、出場される選手はレッドクレーでの試合経験を通じてさらなる成⻑・飛躍を楽しみにしています」と期待を寄せている。
【大会概要】
大会名:ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー
日程:2024年10月16日(水)~10月20日(日)
会場:第一生命相娯園テニスコート(世田谷区給田1-1-1)
サーフェス:レッドクレーコート
ドロー:男女16ドロー
出場資格:2025年出場時点に17歳以下の選手
試合方式:10月16日~18日
4名1グループによるラウンドロビン戦を行う。
10月19日~20日
グループ1位の選手が決勝トーナメントへ進出。準決勝、決勝を戦う。
※男女優勝者は2025年全仏オープンジュニア大会の本戦ドローへの出場権が与えられる。
【会場について】
第一生命相娯園テニスコートは2022年に誕生した、FFT監修、JTAプロデュースの本格的赤土コート。クレーコートシーズンはナショナルチームもトレーニング拠点としている。毎年、全国小学生テニス選手権(全小テニス)も開催されている。
【大会開催の背景】
今大会がアジア地域で開催される理由は、プロのトップ選手の中でヨーロッパや北アメリカ出身選手は多く存在するが、それと比較してアジア出身選手が少ないのが現状となっている。プロテニスを束ねるATP、WTA及びITFにおいて、さらにアジアの選手を多く輩出したいという目的が、開催の背景にある。
【選手選考方法】
アジア出身でITFランキング上位6名(男女)が自動的にローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー東京大会の出場資格が得られる。
日本はホスト国枠として男女各4名の選手の枠が与えられる。カザフスタン及び中国の予選大会からは男女各4名の選手が東京大会の出場権を得られる。
残り4つのワイルドカードは錦織が男女1名ずつ、ATFが男女1名ずつを選び、ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー東京大会が開催される。
【大会アンバサダー錦織圭からのコメント】
「アジア地域でのテニスのプロモーションができることを嬉しく思います。ローランギャロスとFFTがアジア地域のテニス発展のために今回、日本で大会開催してくれることに感謝したいと思います。今から大会が待ち遠しいです」
【トーナメント・ディレクターからのコメント 】
「2年間南米での大会実施をし、ローランギャロス・ジュニア・シリーズをアジア進出できた事を素晴らしく思います。ローランギャロスをそのまま東京に運んでくる気持ちでジュニア選手たちには貴重な経験の場を作りたいと思います。大会アンバサダーの錦織選手も常にローランギャロスでは素晴らしい結果を出しており、それらの経験やクレーコートに関する知識をジュニア選手たちと分かちあう事で選手たちのさらなる進化を期待しています。今後この大会がジュニアの世界でメインイベントとなれる事を望んでいます」
【表彰式のプレゼンターに伊達公子】
10月20日(日)に行われる表彰式のプレゼンターとして、世界ランキング4位をマークした伊達公子が登壇し、入賞したジュニア選手たちを激励する。
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