ジョコ 相手棄権で13度目4強

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不戦勝で4強入りしたジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)の男子シングルス準々決勝が行われる予定だったが、試合前にデ ミノーが負傷により棄権。ジョコビッチが4年連続13度目のベスト4進出を決めた。

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37歳で世界ランク2位のジョコビッチは先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で右ひざを負傷し準々決勝を前に棄権すると、その後手術を敢行。

ウィンブルドン出場は危ぶまれていたが参戦を決め、1回戦で世界ランク123位のV・コプリバ(チェコ)、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク277位のJ・ファーンリー(イギリス)、3回戦で同47位のA・ポピリン(オーストラリア)、4回戦で第15シードで世界ランク15位のH・ルーネ(デンマーク)を下しベスト8進出を決めた。

一方、デ ミノーは1回戦で世界ランク81位のJ・ダックワース(オーストラリア)、2回戦で同63位のJ・ムナル(スペイン)を下すと3回戦では対戦予定だった同212位のL・プイユ(フランス)が試合前に棄権を表明。不戦勝で16強入りすると4回戦では世界ランク34位のA・フィス(フランス)を下し大会初のベスト8に進出した。

そして両選手は10日に準々決勝で対戦する予定だったがデ ミノーがフィスとの4回戦で股関節を負傷したことで試合を行わずして棄権。ジョコビッチが思わぬ形で4強入りを決めた。

なお、ジョコビッチは準決勝で第13シードのT・フリッツ(アメリカ)と第25シードのL・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。

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(2024年7月10日20時41分)
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