ナダルとフェデラー 初対戦から20年

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2022年のレーバー杯でのフェデラーとナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)と同1位のR・ナダル(スペイン)が初めて対戦してから20年が経過した。両選手にとって2004年3月28日に行われたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)3回戦が初の顔合わせであり、当時はナダルが6-3, 6-3のストレート勝ちを収めた。

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当時の3回戦、17歳のナダルはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得し22歳のフェデラーに1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは7度のブレークチャンスの内3度をものにし1時間10分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは同一戦を紹介し、当時のナダルのコメントを掲載した。

「人生で最高の試合の1つだったのでとても幸せだよ。明らかに、彼(フェデラー)はベストではなかった。彼が最高のテニスをしていたら、僕にチャンスはなかっただろうね。でも、それがテニスの世界。僕のような選手でもとても良いレベルでプレーして、ロジャーのようなトッププレーヤーが最高のテニスをしなければ勝つことはできるんだ。でも、1つ忘れていたのは今日のサーブはとても良かったということ。たぶん、こんなに良かったのは生まれて初めてだよ。それが鍵だった」

「彼が6-1、6-1、あるいは6-1、6-2で勝つのではないかと心配していたけど、世界1位の選手との試合だったので本当に楽しみにしていた。1ゲームでも取れるよう努力しようという姿勢ではなく、前向きな姿勢でコートに臨んだ」

一方、敗れたフェデラーはナダルについて「彼はフラットなボールを打たない。より多くのスピンがかかるからボールが跳ねて、高くバウンドする。今日はそれに苦戦した。そこから抜け出そうとしたけど、できなかった。最初はショットを十分に打てていなかったけど、最終的にはうまく打てるようになったと思う。でも、試合は彼の流れになったと思うし、彼は本当にすごいショットを打ってきた」とコメント。

続けて「彼のことはよく聞いているし、試合もいくつか見たよ。これは、みんなにとって大きな驚きではないと思うよ」と明かしていた。

この試合から2019年までフェデラーとナダルは実に40度対戦。すでにフェデラーは現役引退を表明しているため、ナダルが24勝16敗で勝ち越す形で史上最高峰の戦いは幕を閉じた。

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(2024年3月29日9時01分)
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