２０日に開幕する男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は２月２９日、元世界ランク４位の錦織圭にワイルドカード（主催者推薦）を付与したと発表した。
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３４歳の錦織は昨年７月に行われたアトランタ・オープン（アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250）で８強入りしたものの、同大会で左ひざを負傷。その後、欠場が続き２０２３年シーズンでの復帰はかなわなかった。
それでも、先月２１日にはSNSでベースライン上を左右に移動しながらフォアハンドのストロークを打つ練習中のビデオを公開。その後２４日に新コーチに元世界ランク７位のＴ・ヨハンソン（スウェーデン）が就任したと発表し、今回は復帰大会がアナウンスされた。
錦織はマイアミ・オープンに過去１１度出場。最高成績は２０１６年に記録した準優勝で、そのときはＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）やＧ・モンフィス（フランス）、Ｎ・キリオス（オーストラリア）らを撃破し決勝に駒を進めたものの、最後はＮ・ジョコビッチ（セルビア）に屈した。
そのほかでは２０１４年にベスト４、２０１５年と２０１７年にベスト８に進出。最後に出場したのは２０２１年で、そのときは３回戦でＳ・チチパス（ギリシャ）に敗れた。
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