ルール変更 ジャパンOPに影響は?

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2025年のジャパンOPで優勝したアルカラス
画像提供:tennis365.net

男子プロテニス協会のATPは2026年のルールブックを公開。ATP500の大会の出場義務に関するルールが一部変更された。

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今回変更されたのは2025年11月10日時点のATP世界ランキングでトップ30に入っているコミットメントプレーヤーと呼ばれる選手たちのATP500の出場義務に関する規定。

2025年のルールではコミットメントプレーヤーはATP500の大会に最低5大会出場する必要があったが、2026年のルールではこの出場義務が4大会に減らされた。

なお、2025年のルール同様、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)はATPマスターズ1000ではあるものの、このルールにおいてはATP500の大会として換算される。

また、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後に必ず1大会は出場する必要があるという制限も維持された。

このルール変更により選手の負担が軽減されるとともに、9月から10月にかけて日本で行われる木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)も含め、トップ選手の出場大会選びに影響が出る可能性がある。

全米オープン後に必ず1大会は出場する必要があるという制限に変更はないため、ジャパンオープンを含めた全米オープン後に行われるATP500の4大会のうち最低でも1大会に出場する必要がある状況は2025年と変わらないが、出場義務のある大会が1大会減ったことにより選手の選択肢はより広がった。

来年はトップ選手の出場大会の選定にも注目が集まる。


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(2025年12月30日8時32分)
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