失格騒動の加藤 混合で全仏4強

tennis365.net
(左から)ポイツと加藤未唯
画像提供:tennis365.net

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日に混合ダブルス準々決勝が行われ、加藤未唯/ T・ポイツ(ドイツ)組がL・ステファニー(ブラジル)/ R・マトス(ブラジル)組を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。加藤は前日の失格騒動から一夜明けての試合を白星で飾った。

>>【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン<<

加藤が全仏オープンの混合ダブルスに出場するのは今回が初。男子ダブルスで世界ランク24位のポイツとペアを組んでの出場となった。

加藤は前日の女子ダブルス3回戦でS・ソリベス=トルモ(スペイン)/ M・ブズコバ(チェコ)組と対戦したが、第2セット途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となった。その後、賞金とポイント没収のペナルティを受けたことも報告していた。

失格騒動から一夜明け行われた混合ダブルス準々決勝。対戦相手は今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で混合ダブルス優勝を飾った強豪ペアだ。

第1セット、加藤とポイツは第2ゲームで先にブレークを果たすも、直後の第3ゲームでブレークバックを許す。試合はその後、両ペアともにブレークポイントを獲得しながらものにできない展開が続きタイブレークに突入する。タイブレークでは、序盤で3ポイントを連取されたものの、そこから逆転し加藤とポイツが第1セットを先取する。

続く第2セット、加藤/ ポイツ組は第3ゲームで先にブレークに成功。第6ゲームでブレークポイントをしのぐと、さらに第7ゲームでもブレークを果たし、ベスト4進出を決めた。試合終了後に加藤は涙を流した。

勝利した加藤/ ポイツ組は、準決勝でA・スーチャディ(インドネシア)/ M・ミデルクープ(オランダ)組とチャン・ハオチン(台湾)/ F・マルタン(フランス)組の勝者と対戦する。

[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信予定!


■放送&配信スケジュールはこちら>





■関連ニュース

・新型コロナで死去した父に捧ぐ勝利
・16歳「四大大会25回優勝したい」
・全仏OP賞金総額が大幅アップ

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2023年6月6日0時06分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)