加藤未唯 恐怖の230kmサーブ破り8強

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(左から)プッツと加藤
画像提供:tennis365.net

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日に混合ダブルス2回戦が行われ、加藤未唯/ T・プッツ(ドイツ)組がE・ルシェミア(フランス)/ A・オリベッティ(フランス)組を6-4, 6-4のストレートで下し、初のベスト8進出を果たした。

>>【動画】加藤とプッツが8強入りを決めた瞬間<<

加藤が全仏オープンの混合ダブルスに出場するのは今回が初。男子ダブルスで世界ランク24位のプッツとペアを組んでの出場となった。

今大会の1回戦ではC・ブレル(フランス)/ H・ガストン(フランス)組を6-3, 6-2のストレートで下して2回戦に駒を進めた。

この試合の第1セット、加藤とプッツは序盤で身長2メートルを超すオリベッティのサービスゲームを破るなど2度のブレークに成功し、3ゲームを連取する。第4ゲームで1度ブレークを許したものの、リードを守り切り先行する。

続く第2セット、第3ゲームでブレークを果たした加藤とプッツは、サービスゲームで相手にブレークポイントを許さず、1時間14分でベスト8入りを果たした。

勝利した加藤/ プッツ組は準々決勝でL・ステファニー(ブラジル)/ R・マトス(ブラジル)組と対戦する。同ペアは今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で混合ダブルス優勝を飾った強豪ペアだ。

また加藤はA・スーチャディ(インドネシア)とのペアで女子ダブルスにも出場しており、こちらも3回戦に駒を進めている。

加藤は試合後、自身のインスタグラムで試合を振り返った。

「男子選手の身長2.1mで、サーブのスピード230km超えてて、最初は恐怖でした。でもその激速サーブをリターンエース取れて大満足」

「そして何よりそんな大柄な人から、セカンドサーブでエース取れたのは大収穫」

「3日で4試合!充実してます。明日も張り切って頑張ります」

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(2023年6月4日17時23分)
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