激闘の末に綿貫撃破「彼に敬意を」

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3回戦進出を果たしたティアフォー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日にシングルス2回戦が行われ、第12シードのF・ティアフォー(アメリカ)が予選勝者で世界ランク123の綿貫陽介を6-7 (5-7), 7-6 (7-3), 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たすとともに3回戦進出を決めた。試合後にティアフォーはオンコートインタビューで「彼(綿貫)は今夜とんでもない試合をした」と称賛した。

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シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となったティアフォーは、第1セット第6ゲームで先にブレークを許すも直後の第7ゲームでブレークバックに成功しタイブレークへ。ファーストポイントでミニブレークしたものの、その後は4ポイントを連取されるなど逆転され先行される。

第2セット、綿貫の勢いを止められなかったティアフォーは第1ゲームでブレークを許す苦しい展開となるも第6ゲームでブレークし再びタイブレークへ。中盤で5ポイント連取に成功してセットカウント1-1に追いつく。

両者トイレットブレイクを取得して迎えたファイナルセット、ブレークの奪い合いとなるなか、2度のブレークに成功したティアフォーが振り切り、2時間49分の熱戦をものにした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティアフォーのコメントが掲載されている。

「今夜は残酷だった。彼のプレーを見たことがなかったから、少しイライラしていたけど、とてもいいプレーをしていて、ベースラインから信じられないほどのボールを打っていた。彼は今夜、とんでもない試合をしたから、(観客は)敬意を払ってほしい。彼はとても熱かったが、僕は彼のレベルが少しずつ下がるのを期待していたんだ」

3回戦では世界ランク59位のL・ソネゴ(イタリア)と対戦する。ソネゴは2回戦で第23シードのD・エヴァンス(イギリス)を逆転で下しての勝ち上がり。




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(2023年3月27日8時58分)
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