チチパス逆転で2年連続8強

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ステファノス・チチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク24位のK・ハチャノフを4-6, 6-0, 6-1の逆転で破り、2年連続3度目のベスト8進出を決めた。

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4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会連覇を達成したチチパスは、前日の2回戦で世界ランク20位のG・ディミトロフ(ブルガリア)との2時間半を超える熱戦を制して初戦突破を決めていた。

この日は、第1ゲームからブレークを奪われると終盤にもブレークを許し第1セットを落とす。

続く第2セットでは第2ゲームに最初のブレークに成功して勢いをつけると、ハチャノフに1ゲームも取られず6ゲームを連取。1セットオールとすると、ファイナルセットでは序盤のブレークを守りきり、1時間53分の試合を制した。

男子プロテニス協会のATPは試合後のチチパスのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返っている。

「とても素晴らしい試合だった。第2セットでは自分のプレーをさらにグレードアップすることができた。少しリラックスして、より集中することができたんだ」

「第3セットの終盤には、素晴らしいサーブを打つことができたし、サーブのたびに冷静でいることができた。自分のパターンをイメージするようにしたら、最後のセットはとてもいいものになった」

「この2試合は簡単じゃなかったけど、自分のやり方を見つけることができれば、それが一番大事なことなんだ」

勝利したチチパスは準々決勝で第10シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは3回戦で世界ランク54位のF・クライノビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。

また同日に行われた3回戦では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのC・ルード(ノルウェー)、第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)、世界ランク45位のC・ガリン(チリ)が勝利し、準々決勝進出を決めている。




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(2022年5月13日9時50分)
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