マレー2年ぶりV逃すも「感謝」

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準優勝を果たしたマレー
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男子テニスのシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)は15日、シングルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク135位のA・マレー(イギリス)は第1シードのA・カラツェフに3-6,3-6のストレートで敗れ、2019年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来 約2年3カ月ぶりのツアー制覇とはならなかった。

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この試合、マレーは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。しかし、セカンドサービス時は33パーセントの獲得率にとどまるなど、カラツェフの強烈なリターンに苦戦し、3度のブレークを許した。

自身はリターンゲームで5度のブレークチャンスを掴むも1度も決め切れず。1時間32分で力尽きた。

試合後の会見でマレーは悔しさを語るも、2年以上ぶりとなるツアー決勝の舞台に満足感を得られたと明かした。

「素晴らしい雰囲気のなかでプレーできたことに感謝したい。このような観客のなかで試合することが本当に恋しかった。残念ながら、今日は僕の思ったような結果にはならなかったけど、また戻ってきて、このような夜を過ごせるようにベストを尽くしたい」

34歳で元世界ランク1位のマレーは17日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)にワイルドカードで出場予定。1回戦では第21シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦する。

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(2022年1月16日10時01分)
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