40歳ロペス躍動 デ杯白星スタート

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快勝をおさめたロペス
画像提供:ゲッティイメージズ

国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は26日、グループA第1戦が行われ、スペインがエクアドルを3勝0敗で退けて初戦を白星で飾った。

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シングルス2試合とダブルス1試合で争われるこの大会。18カ国が3カ国ずつ6グループに別れリーグ戦が行われ、各組上位1チームと2位チームの中から成績上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出し、決勝トーナメントを戦う。

グループAには前回覇者のスペイン、エクアドルのほかに世界ランク2位のD・メドベージェフA・ルブレフA・カラツェフらを擁するロシアテニス連盟も所属。26日には第1戦としてスペインvsエクアドルが組まれた。

スペインはR・ナダル(スペイン)を負傷で、そしてC・アルカラス(スペイン)を新型コロナウイルスの陽性により欠くなか、第1試合では40歳のF・ロペス(スペイン)が躍動した。世界ランク106位のロペスは同291位のR・キロス(エクアドル)と対戦。

この試合、ロペスは14本ものサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。キロスに5度のブレークチャンスを与えたもののこれをすべてしのぐと、リターンゲームでは3度のブレークに成功し6-3,6-3のストレートで勝利した。

先勝したスペインは、第2試合に世界ランク20位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)が登場。同149位のE・ゴメス(エクアドル)を5-7,6-3,7-6 (7-5)の逆転で破り勝利を決定させた。その後の第3試合でもスペインはカレノ=ブスタ/ M・グラノジェルス(スペイン)組がG・エスコバー(エクアドル)/ D・ヒダルゴ(エクアドル)組を6-4,6-7 (5-7),7-6 (7-2)のフルセットで下し3勝0敗として第1戦を終えた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはロペスのコメントが掲載されている。

「僕はまだ試合に対する情熱がある。その熱がなければここにいないよ。僕はいま40歳だ。長い間ツアーでプレーしてきたけど、情熱がなければ毎日のトレーニングを続けることができないのは事実。僕は祖国に最初の勝利を届けるこのような瞬間を待っていたんだ」

27日に行われる第2戦ではロシアテニス連盟vsエクアドル、28日の第3戦ではスペインvsロシアテニス連盟が組まれている。

そのほかでは、グループEでイタリアがアメリカを、グループFでセルビアがオーストリアをそれぞれ破って、第1戦を白星でスタートしている。

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(2021年11月27日11時08分)
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