ナダル 復帰へ「自信ある」

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ラファエル・ナダル
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男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第3シードで出場するR・ナダル(スペイン)は12度目の優勝を狙う。

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ナダルがモンテカルロ・マスターズで最後に優勝したのは2018年で、その時は決勝で錦織圭をストレートで下して栄冠を手にした。2019年は準決勝でF・フォニーニ(イタリア)にストレート負けを喫した。

今大会はナダルにとって2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来の復帰戦となる。全豪オープン以降は背中の負傷で休養していた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「いい状態。正直、自信もある。大会が始まるまで、モンテカルロでいい練習をしている。準備はできている」と意気込んだ。

「あまり試合をしていない。同時にこれまでも、あまり試合をせずにいい結果が出たことも事実。心構えはいつもと同じ。しっかり準備しようとしているだけ。日々そんな気持ち。明日もまた練習をする。初戦へ向けて準備するだけ」

上位8シードは1回戦免除のため、ナダルは2回戦からの登場。初戦の2回戦では世界ランク34位のA・マナリノ(フランス)と予選から勝ち上がってきた同87位のF・デルボニス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

「クレーでプレーするのは大好き。この大会とバルセロナ、マドリッド、ローマ、そしてローランギャロスが大好き。よく知っている大会、どの大会でも素晴らしい思い出がある大会。自分にとって、それは重要」

「自分にとって大切なシーズンがきた。正しいトレーニングができたと思っているから、どうなるか楽しみ。ここで数日練習する日があるけど、ここまでのプレーには満足している」

またナダルの元コーチであり、叔父であるトニ・ナダル氏が、世界ランク21位のF・オジェ アリアシム(カナダ)のチームに加入した。

そのことについてナダルは「トニは多くの経験がある。彼はテニスというスポーツをよく知っている。必要としている全ての知識を持っている。フェリックス(オジェ アリアシム)にとって、彼のコーチングは重要な手助けになるはず」と述べた。

「トニのような素晴らしいコーチがそばにいてくれることは、いいサポートになるはず。僕もハッピーな気持ち。彼にここで会えて、またツアーで同じ時間を過ごせるのはうれしい。それは前向きなこと」

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(2021年4月12日15時26分)
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