男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は２５日、シングルス３回戦が行われ、４連覇と１２度目の優勝を狙う第１シードのＲ・ナダル（スペイン）が元世界３位のＤ・フェレール（スペイン）を6-3, 6-3のストレートで下し、ベスト８進出を果たした。

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ナダルは、今年５月のムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッド クレー、ATP1000）で引退するフェレールから４度のブレークに成功。雨による悪天候の影響で短い中断を挟むも、１時間５６分で３２度目の同胞対決を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでナダルのコメントを掲載している。

前日の２回戦で世界ランク６３位のＬ・メイヤー（アルゼンチン）を逆転で破っていたナダルは「昨日は色んな意味でタフな試合だった。今日は違うエネルギー、違うモチベーションだった。前へ進むために違う姿勢でプレーする必要があった。今日、自分がしたのは、それだった」と振り返った。

準々決勝では、世界ランク５１位のＪ・シュトルフ（ドイツ）とベスト４進出をかけて対戦する。シュトルフは第５シードのＳ・チチパス（ギリシャ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日の３回戦では、第３シードのＤ・ティーム（オーストリア）、第４シードの錦織圭、第７シードのＤ・メドヴェデフ（ロシア）、世界ランク２８位のＧ・ペラ（アルゼンチン）らが８強へ進出している。

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